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新規VC投資、Classiq、Universal Quantum、Qunasys

Quantum Business Magazine 7 months ago


ここ数日の間に、新たに3つのベンチャーキャピタルからの出資が発表された。

1つ目は、戦略的投資家であるHSBC、NTT、Neva SGRから、Classiqに300万ドルの追加出資が行われたことである。これにより、シリーズBの総額は3,600万ドル(約46億円)、これまでに同社が受けた資金調達の総額は5,100万ドル(約65億円)に達することとなった。


戦略的投資家の資金提供は、これらの組織が資金を提供するだけでなく、顧客になることもできるため、重要といわれる。今回のケースでは、NTTはすでに顧客であり、HSBCとNeva SGRの親会社であるイタリアの大手銀行Intesa Sanpaolo Groupは、将来的に量子コンピュータ技術を幅広く活用していくのだろう。Classiqの最高マーケティング責任者であるYuval Boger氏は、「この追加資金は、実際のビジネス上の問題解決に向け、量子ソフトウェアを作成するClassiqが、独自のアプローチを活用することを熱望する量子専門家や、量子に期待するユーザのコミュニティ構築に繋がっていくでしょう」と述べている。今回の投資を発表したClassiqのプレスリリースは、こちらのリンクから。


上場投資機関であるQuantum Exponentialは、先行投資契約を通じ、Universal Quantumに45万ポンド(約7,000万円)を投資した。Universal Quantumは、他のイオントラップ実装で使用される膨大な量の個別制御レーザービームに代わり、長波長光と局所的に印加される磁場を使用するマイクロ波トラップイオン技術を使い、実用的な量子コンピューターの開発に取り組んでいる。世界初の100万量子ビットコンピュータの開発を目標としている。今回の出資を発表は、Quantum Exponentialのプレスリリースで確認してほしい。


最後に、三菱電機のMEイノベーションファンドが、東京に拠点を置くQunaSysに、投資したことを発表した。金額は非公開。Qunasysは、東京大学、大阪大学、京都大学の研究者が2018年初頭に設立し、量子化学、量子機械学習、最適化を中心に、量子コンピューティングを用いたアプリケーションを開発している。また、Qunasysは、パートナーが量子コンピュータについて学ぶための産業コンソーシアム「QPARC」の運営を支援。今回の出資を発表した三菱電機の新しいリリースはリンク先から。

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