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Lawrence Berkeley国立研究所の先進量子テストベッド(AQT)が、量子制御エレクトロニクスの設計をオープンソース化

Quantum Business Magazine 9 months ago


[ 常温電子機器のハードウェアを示すQubiCプロトタイプの図(出典:Gang Huang and Yilun/Berkeley Lab.) ]


この設計が意図するところは、超伝導量子コンピュータの量子ビットを制御するために、すべての室温制御電子機器を供給することだ。QubiCと呼ばれるこの装置は、FPGA、ADC(Analog to Digital Converters)、DAC(Digital to Analog Converters)、その他のロジックからなり、超伝導量子ビットの動作に必要な制御パルスを生成するとともに、量子ビットの状態を決定する読み出し計測を行う。設計はカスタマイズ可能なモジュール形式になっており、さまざまなユーザーの構成に対応可能である。量子ビットを制御するための制御電子システムは、多くの企業が商業的に提供しているが、オープンソース化されているものはなかった。


AQTは、オープンソース化することで他の成功例のように、より広い量子情報科学コミュニティで利用され、設計を改善できることを期待している。この設計に関する詳細は、下記にリンクするPhys.orgに掲載されたブログ、IEEE Xploreに掲載されたより詳細な技術論文、およびGitHubに掲載されたオープンソースの設計ファイルで確認できる。


※参考


◆Phys.orgに掲載されたブログ

https://phys.org/news/2022-02-sourced-hardware-quantum.html


◆IEEE Xploreに掲載されたより詳細な技術論文

https://ieeexplore.ieee.org/document/9552516


◆GitHubに掲載されたオープンソースの設計ファイル

https://gitlab.com/LBL-QubiC

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