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SEEQC、イタリア初の量子コンピュータ 「System Red」 を公開

SEEQC System Redは、同社がイタリアのナポリの研究所で開発したフルスタックの超伝導量子プロセッサである。SEEQCの技術は、2量子ビットのゲート時間が 39nsec. と非常に高速で、平均ゲート忠実度が98.4%であるなど、多くの利点持っている。現在のシステムは、他の超電導プロセッサメーカーによるアプローチと同様に、希釈冷凍機内の量子ビットにワイヤで接続された室温エレクトロニクスを使用する第 1世代システム。しかし12ヶ月以内にリリースされる予定の次世代システムは、制御に SFQ (Single Flux Quantum) 論理回路を使用する予定だ。SFQテクノロジーは ジョセフソン接合素子を使用してデジタルロジックを実装し、非常に高速(最大40 GHz。動作速度)、低電力、パフォーマンスの向上、および希釈冷蔵庫内のような極低温との互換性を実現する。このイタリアの新しい量子コンピュータについての追加情報は、SEEQC が提供するプレスリリース を参照。



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原記事(Quantum Computing Report)

https://quantumcomputingreport.com/


翻訳:Hideki Hayashi

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