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レポート:Agnostiq、商用 Covalent Cloud で高度なコンピューティングリソースを提供

By Carolyn Mathas


トロントに拠点を置くAgnostiq, Inc.は、以前の主力製品であるオープンソースのワークフローオーケストレーションプラットフォーム Covalent の商用版「Covalent Cloud」を発表しました。Covalent Cloudは、高度なコンピューティング機能に対する需要、レガシーツールの欠点、および Python 開発者エコシステムのニーズを満たせていない現状に対処するものです。


Covalent Cloudは、量子コンピュータやハイパフォーマンスコンピューティングの規模に応じた独自の課題に対応するために開発され、多様で複雑化するハードウェア環境にアクセスするために、シンプルで使いやすいインターフェイスを提供します。


Covalent Cloudは、ハードウェアのインフラや運用の専門家でなくてもエンジニアが利用できるよう配慮され、フルマネージド、オンデマンド、サーバーレスのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、および量子コンピュータリソースを提供します。このプラットフォームは、スピードを重視し、市場投入までの時間的な要件を満たし、運用の複雑さに対処するため、コストを抑えながらソリューションの構築と製品化に集中することができます。それにより、インフラストラクチャの設定や管理にかかるかなりの時間を削減し、代わりに自社のコアビジネス目標に集中することができるのです。Covalent Cloud と統合したハードウェアベンダーは、自社のプラットフォームを直ちに世界中のユーザーに開放することができます。


Covalent Cloudでは,ハードウェア繰り返し使用するのに種類を問いません。ユーザーはワークフローを中断することなく、計算リソースを交換したり、入れ替えたりすることができ、直感的でわかりやすい方法で多様な計算モダリティを橋渡ししながら、オンプレミスのHPCからクラウドベースのHPCへ移行できます。このインターフェイスにより、オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドに関わらず、顧客のすべてのコンピューティングリソースにアクセス可能に。つまりエンドユーザーは、QPU、CPU、GPUなどの高度なコンピューティングリソースへのオンデマンドアクセスを、効率的かつ費用対効果の高い方法で利用することができるのです。


Agnostiq は顧客からのフィードバックを新しいプラットフォームに取り入れています。Agnostiq のCEOであるOktay Goktas氏は、 「Covalent Cloudは、この種の商用プラットフォームとしては唯一のものです」 と述べ、「私たちは、初期段階のスタートアップから大企業まで、いくつかの企業と協力し、彼らのフィードバックをプラットフォームに取り入れてきました。Covalent Cloudmpの一般リリース前に」と続けました。


プラットフォームユーザーは、最適化、シミュレーション、機械学習、量子コンピューティングなどの複雑で計算量の多いアプリケーションのプロトタイプ作成、構築、スケーリングをコスト効率よく行うことができます。Covalent Cloud を体験するには、こちらからデモをリクエストしてください。Covalent Cloud へのアクセスをご希望の方は、contact@agnostiq.ai までご連絡ください。


Covalentの詳細については、Agnosticがリリースしたニュースリリース と、AgnostiqのWebサイトにあるソフトウェアのWebページ を参照してください。



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原記事(Quantum Computing Report)

https://quantumcomputingreport.com/


翻訳:Hideki Hayashi

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