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MultiverseとIKERLANが提携、量子コンピュータ・ビジョンの研究を行う

Quantum Business Magazine a month ago

スペインに拠点を置く2つの企業、Multiverse Computing IKERLAN は提携し、コンピュータ・ビジョンの文脈で量子技術を使い、製造業の生産ラインで、自動車部品の欠陥を検出する方法を説明する論文を発表した。これは、製造業の生産ラインに関連する問題に対する量子コンピューター・ビジョンの初期実装のひとつになる。この研究は概念実証に過ぎないが、製造業や品質管理における量子コンピュータの活用に道を開くものである。


両社は、arXivに掲載された「Quantum artificial vision for defect detection in manufacturing post」というプレプリントの中で、この問題に対して検討した異なる2つのアプローチについて説明している。どちらのアプローチも、個々の部品のデータを見て、各部品を欠陥品か非欠陥品かに分類するアルゴリズムを作成する。1つは、量子サポートベクターマシン(SVM)と呼ばれるアルゴリズムで、ゲート型プロセッサで使用することを想定している。潜在的な実行時間が長いため、研究者はこのアルゴリズムをQiskit State Vector Simulatorでテストした。

2つ目のアプローチは、D-Wave量子アニーラー上で動作するQBoostと呼ばれるアルゴリズムを使用するものだ。この手法には、モデルの学習を量子コンピュータ上で行い、学習後のモデルを古典コンピュータで利用できるという利点がある。研究者らは、どちらの手法も欠陥の特定において古典的な手法を凌駕する可能性があると結論している。


本研究の詳細については、Multiverseのページで公開されているニュースリリース 、およびarXivに掲載されている技術論文全文 を確認してほしい。


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