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Classiq と Q-CTRLが提携、両社の機能をパッケージ化した統合ツールを提供開始

Classiq Q-CTRLはともに量子ソフトウェアのスタートアップだが、量子スタックの全く異なる領域に焦点を当てている。Classiqは、ユーザーが高水準機能モデルを使いプログラミングし、それを低水準の量子ゲートに自動的にコンパイルするソフトウェアを提供している。一方、Q-CTRLは量子制御基盤ソフトウェアを提供し、ゲートを最適化して実装することで誤差を緩和し、可能な限り高い精度の計算を可能にしてきた。このソフトウェアは、ノイズとデコヒーレンスを最小限に抑えて、可能な限り低いエラー率を達成するために必要な制御パルスを設計するなどの手法により、これを実現している。


両社は今回、Q-CTRLのエラー低減ソフトウェアを Classiqのソフトウェアに統合することに合意しており、ユーザーが単一のインターフェースを使ってプログラムを機能モデルとして指定し、自動的に Q-CTRLのソフトウェアを呼び出して最適化されたプログラムを出力として提供できるようになる。両社は、自社のツールがハードウェアに依存せず、さまざまなハードウェアプラットフォームで使用できることを示唆している。今回の提携を発表したニュースリリースは、こちらの Q-CTRLのサイト に掲載されている。

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