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イオントラップ型量子コンピュータの使い方

Yuichiro Minato

2020/10/17 21:37

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こんにちは。量子コンピュータもいろんな種類が出てきて盛り上がってきました。今回はイオントラップ型についてみてみたいと思います。

イオントラップ型?

量子コンピュータは量子を利用して計算をします。その量子は電子だったり、原子核だったりしますが、イオントラップでは、原子核を使います。イオン化された原子を空中にトラップします。そして、レーザーで操作をします。

提供している企業は?

現在イオントラップを提供している企業は、

1、IonQ(米国)

2、Honeywell(米国)

3、AQT(オーストリア)

です。

どうやって使うの?

使い方はいくつかあります。

1、amazonのawsからIonQマシンを利用する

2、microsoftのazureからIonQマシンとHoneywellマシンを利用する(近日提供開始予定)

3、HoneywellもしくはIonQと直接契約する

この三つのうちどれかで利用できます。

値段は?

結構高めです。Honeywellは独自の課金。IonQはaws経由で30円+1shot1円です。

ソフトは?ゲートは?

通常量子コンピュータは量子ゲートと呼ばれるものを操作してアプリケーションを作ります。イオントラップでは、基本の利用するゲートは異なりますが、超電導量子コンピュータと相互に互換性がありますので、ソフトは超電導と同じように作ります。

精度は?

精度は回転角度、ゲートの長さ、量子ビットの数は現状の量子コンピュータでは申し分ありません。IonQで11量子ビット、Honeywellで6量子ビットあります。

用途は?

超電導量子ビットと同じなので、量子化学、金融、最適化などに利用できます。

今後の展開

IonQ社が32量子ビットのマシンの投入を発表しました。順調にしばらく量子ビット数が増えていくものと思われ、今後も期待が持てます。

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