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2024年は起業相談にも力を入れます。

Yuichiro Minato

2024/01/01 01:55

こんにちは、起業16年目となりました。2024年は心機一転新会社を作って16年をリセットしようと思います。

量子コンピュータ業界は起業はそう多くなく、破れ去っていく人が多い厳しい業界です。そうした業界を2014年に一から立ち上げ、いまだに順調に続いているコツや秘訣を伝授しながら行きたいと思います。

1、事業計画は緩やかな登り坂で設計、近い目標も設定する。

2、楽観的にならない、悲観的になる。でも行動する。

3、売上ではなく利益重視、コストは最小限にする。赤字のまま拡大すると赤字が増大する。

4、自社に対してリスクをとってくれる人のアドバイスだけを聞く。

1、事業計画は急激に伸びる計画はまずうまく行きませんので、緩やかな登り坂を設計します。巷でよく聞くスケールは今は結構難しいのですが、初期が登り坂であれば、どこかでスケールに転換できますので、その機会を待ちます。緩やかな登り坂だと目標が見えづらいので、直近のモチベーションのために目標を設定します(事務所を借りる、店を出す、車を買うなど)。

2、失敗する一番は自分自身をコントロールできないことです。できている人なら問題ありませんが、できていない人は楽観的になると大体事業を失敗します。外的要因はすぐに変わってしまうので油断が禁物ですので、楽観的な計画は大体達成されません。達成されないときに誰も助けてくれませんので、ある程度悲観的に最も悪い方向に考えることでリスクを回避できます。ただ、そうした最悪の事態を避けるために行動をするという漢字が必要です。

3、売上を伸ばそうとすると利益を軽視しがちです。VCなどからスケールとか利益とか言われますが、2024年界隈はそんな都合のいい状況ではないので、スケールを一旦片側に置いておいてまずは継続することを目指します。VCなどの金融機関は現在投資をまともにできる状況ではないので、自分自身で判断する必要があります。売上を伸ばすを目標にして赤字のままスケールすると赤字もスケールして資金ショートしますが、追加の出資は難しい情勢です。コストは最低限にして、事務所は借りない、在宅にする、オンラインにするなどがいいです。

4、いろんなことを言ってくれる人がいますが、アドバイスを受けるのは危険です。時間もお金も無駄になります。アドバイスだけして行動しない人、アドバイスだけしてお金や機会をくれない人はアドバイスを聞く必要はありません。

2023年くらいから調達環境がとても悪くなっているので、スモールビジネスが流行っているようです。超大企業とスモールビジネスの二極化になっていますので、自分が目指したいところを目指しましょう。

最近では数年で事業をなして、FIREする人も増えているようです。

起業では技術やビジネスモデルも重要ですが、会計財務が大事です。資金調達と経理のバランスなどが間接経費として重くのしかかってきます。ビジネスモデルを効率的に回しながら、バックオフィスがビジネスのボトルネックにならないような感覚が重要です。

1、貸借対照表と損益計算書が大事ですが、起業当初は単年度の損益しか追えないと思います。まずは黒字にすることを目指します。慣れている人は赤字でもその後のビジネスを見通すのが良いと思います。その際には赤字を最低限に抑えながら事業スケールを最も良くするバランスが重要です。最終的にはキャッシュフローが続いていればいいので、それを重視します。定期的に財務に目を通して現状を把握するのが良いでしょう。

2、間接経費は最小限に、経費のフローを見通しよくする。弊社では在宅の流れに乗っていますが、事務所費用が掛からなくなるだけでなく、あらゆる経費が可視化され助かっています。それまでは、事務所費、交通費、備品などさまざまな経費がかかっていましたが、これが全てなくなります。その代わり、給与に還元したりします。また、社員側も通勤がなく、昼食などの費用も安くなるので、大変助かります。よく人とのコミュニケーションの時間がなくなるという人もいますが、それはまた別の話です。体調が悪いのに無理して出勤し、コミュニケーションをとって自腹で昼食1500円払いたい人はいません。体調が悪ければ寝て栄養を取って静かにすればいいことです。今後オンラインの仕事がどんどん増えていくと思います。

3、第三者増資割当ては期待感と連動しています。魅力的な事業を創出し、どんどん周りを巻き込んでみんなで楽しく事業を行いましょう。増資が必要ないと感じた場合には無理にする必要はなく、自分のペースでやりたい仕事をするという時代でもあります。

なかなか自分のやりたい仕事は選べませんが、やはりオンラインの仕事に最近は人気が集まっています。路面で店舗や事務所を出してもどうしてもオンラインに押されてなかなか厳しいなと感じています。時代が変化しているので、貯蓄をしながら儲かる仕事をしながら時間も有意義に使いましょう。以上です。

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