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ビット型、モード型、5種類の量子コンピュータ

Yuichiro Minato

2021/08/12 14:29

量子コンピュータがニュースでよくでますが、最近は世界では5種類の量子コンピュータがでています。確認します。

まず、現在の量子コンピュータは大きく分けて二種類の計算方式に分かれます。それが量子ビット型と量子モード型です。

量子ビットは空間上にビットが固定されたタイプで、超伝導、イオントラップ、冷却原子、シリコンとなります。

量子モードは空間上にビットが固定されていないタイプで光量子コンピュータが該当します。

それぞれ、とりかかっている企業が一番下に書いてあります。blueqat社では主にイオントラップ方式を現在最先端として扱っています。イオントラップ方式は接続数が多く、計算エラーが少なく、計算が安定しています。また、今後のロードマップも明示されており、誤り訂正も部分的に実装が始まっているというのが特徴で、量子ボリュームも現在、Honeywellの量子ボリュームが世界最高性能となっており、ほかの方式を圧倒しています。

また、今後弊社ではシリコン量子ビットに力を入れていきます。シリコン量子ビットはまだまだ計算がきちんとできる段階ではありませんが、イオントラップやシリコン量子ビットは本体のサイズを小型化できるというロードマップがあり、現在順調に開発が進んでおり、産業化に必須な小型で使いやすい量子コンピュータの実現が目の前に迫っています。

また、光量子コンピュータはそのソフトウェアやSDKが世界的に不足しており、現在入手可能なものは、カナダXanadu社のstrawberry fieldsとblueqat社のphotonqatの二種類となっています。今後光量子コンピュータに関しても発展が期待されます。

量子コンピュータの計算原理は量子ビットと量子モードで大きく異なりますので、自分に合ったほうの計算を採用するのをお勧めします。どちらも汎用型を目指して開発が進んでいますので、将来的には同じところを目指していると思います。

これから数年は量子コンピュータのハードウェア競争が再激化し始めていますので、新しいデバイスの登場が楽しみですね。以上です。

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