IonQは複数のブログで2023年に相互接続されるデータセンター配備型の超小型量子コンピュータの登場を予告しています。のこり2年ですね。こちらは、イオントラップ型のマシンで、常温で動くマシンとなっており、複数の量子コンピュータを光ファイバーなどで量子もつれを維持したまま接続できるようにもなっています。今回のマシンはデータセンターの内部で量子もつれを維持した形でネットワーク化されるかどうかは不明ですが、2025年までにはさらに強力なマシンを登場させるとのことです。
Scaling IonQ's Quantum Computers: The Roadmap
https://ionq.com/posts/december-09-2020-scaling-quantum-computer-roadmap
Accenture and IonQ Collaborate to Accelerate Quantum Computing into the Enterprise**.**
https://ionq.com/news/september-14-2021-ionq-accenture
IonQはNY証券取引所に上場を通じて膨大なキャッシュを手に入れます。それによって量子コンピュータの開発は加速し、小型データセンター向けが加速するものと思われます。すでに50cm角の小型マシンを発表していますので、ロードマップは順調のようです。
量子コンピュータの産業化に向けて量産化も近いとみられます。2023年と2025年は要注目ですね!以上です。