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量子プログラマーや量子研究者の職は無くなるかどうかGPT-4を使って考えてみた!

Yuichiro Minato

2023/03/15 05:34

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囲碁や将棋が勝てないように、プログラミングや研究ももう勝てませんよね。最新のGPT-4がやばいというので、見てみました。

ChatGPTを使うと勉強する必要がなくなり、トッププログラマーや研究者はやっていけるという人もいますが、そのうちに裾野に人がいなくなり、そういった人たちも職を失うことになります。

人間より賢いGPTが昨年出たばかりでまだ1年経たないうちに急成長しています。今後量子プログラマや量子研究者を目指しても、将来職がなくなったら意味がないですよね?翻訳者、イラストレーター、ナレーターなどは確実に職を追われていますので、他人事ではありません!

ではいきましょう!

量子コンピュータを使いこなすにはどうすればいいの?

量子コンピュータを使いこなすためには、以下のステップを踏むことがお勧めです。

  1. 基本概念を学ぶ:
  2. 量子コンピュータの基本的な概念を理解することが重要です。量子ビット(キュビット)、量子ゲート、エンタングルメント、重ね合わせ、デコherenceなどの基本用語や概念を習得しましょう。
  3. 量子アルゴリズムを学ぶ:
  4. 量子コンピュータが古典的なコンピュータとどのように異なるのか、どのようにして量子アルゴリズムが高速化されるのかを理解することが重要です。ショアのアルゴリズム(素因数分解)、グローバーのアルゴリズム(探索)などの代表的な量子アルゴリズムを学びましょう。
  5. 量子プログラミング言語を学ぶ:
  6. 量子プログラミング言語を習得することで、量子コンピュータを実際に操作できるようになります。Qiskit(IBM)、Cirq(Google)、Quil(Rigetti)などの主要な量子プログラミング言語やフレームワークを学びましょう。
  7. オンラインリソースを利用する:
  8. 量子コンピュータに関するオンラインリソースが数多くあります。講義、チュートリアル、ブログ記事、研究論文などを参考にして知識を深めましょう。
  9. 実習・実験を行う:
  10. 理論だけでなく、実際に量子コンピュータを使って実験や実習を行うことで、理解が深まります。IBM Q Experience、Google Quantum Playgroundなどの無料の量子コンピュータシミュレータを使って、量子プログラムを実行してみましょう。
  11. コミュニティに参加する:
  12. 量子コンピュータに関心を持つ人々と情報交換や議論をすることで、新しい知識やアイデアを得られます。オンラインフォーラムやソーシャルメディアグループに参加し、研究者やエンジニアと交流しましょう。

量子プログラミング言語のblueqatを学びたい時にはどうすればいいの?

Blueqatは、Pythonベースの量子プログラミングライブラリで、量子アルゴリズムの設計やシミュレーションを容易に行うことができます。Blueqatを学ぶには以下の手順を踏むことをお勧めします。

  1. Pythonの基礎を学ぶ:
  2. BlueqatはPythonで書かれているため、Pythonの基本的な構文やデータ構造を理解することが重要です。
  3. Blueqatのインストール:
  4. Pythonがインストールされた環境で、Blueqatをインストールしましょう。以下のコマンドでインストールできます。

pip install blueqat

  1. ドキュメントとチュートリアルを読む:
  2. Blueqatの公式ドキュメントやチュートリアルを読んで、基本的な機能や使い方を学びましょう。公式ドキュメントはこちらです:https://blueqat.readthedocs.io/en/latest/index.html
  3. 量子アルゴリズムを実装する:
  4. 代表的な量子アルゴリズム(ショアのアルゴリズム、グローバーのアルゴリズムなど)をBlueqatを使って実装してみましょう。これにより、Blueqatを使ったプログラミングスキルが向上します。
  5. オンラインリソースを活用する:
  6. Blueqatに関するオンラインリソース(ブログ記事、チュートリアル、ソーシャルメディアグループなど)を活用して、さらに知識を深めましょう。
  7. プロジェクトに取り組む:
  8. 独自のプロジェクトを立ち上げて、実際にBlueqatを使って問題を解決してみましょう。プロジェクトを通じて、実践的なスキルが身につきます。
  9. コミュニティに参加する:
  10. 量子コンピューティングやBlueqatに関心を持つコミュニティに参加し、他の開発者や研究者と情報交換や議論をしましょう。これにより、新しい知識やアイデアを得られます。

これらの手順を踏むことで、Blueqatを学び、量子プログラミングのスキルを向上させることができます。

量子コンピュータで流行りの組合せ最適化問題を解くにはどうすればいいの?

量子コンピュータを用いて組合せ最適化問題を解くためには、次の手順を踏んでいくことが一般的です。

  1. 問題の定式化:
  2. まず、組合せ最適化問題を適切に定式化する必要があります。例えば、巡回セールスマン問題やグラフ彩色問題など、具体的な問題を量子アルゴリズムで解ける形式に変換します。
  3. 適切な量子アルゴリズムの選択:
  4. 組合せ最適化問題に対応する量子アルゴリズムを選択します。主に次の2つのアプローチがあります。
  • 量子アニーリング(Quantum Annealing):D-Wave Systems社の量子アニーリングマシンが有名です。イジングモデルやQUBO (Quadratic Unconstrained Binary Optimization) の形式に問題を変換し、量子アニーリングを用いて解を求めます。
  • 変分量子アルゴリズム(Variational Quantum Algorithms):量子コンピュータと古典コンピュータを連携させて最適化問題を解く方法で、QAOA (Quantum Approximate Optimization Algorithm) が代表的です。問題をイジングモデルやQUBO形式に変換し、QAOAを適用して解を求めます。
  1. 量子プログラミングライブラリを用いた実装:
  2. 量子プログラミングライブラリを使って、選択した量子アルゴリズムを実装します。Qiskit, Cirq, Blueqat, PennyLane などのライブラリがサポートしています。
  3. 実験と評価:
  4. 実際に量子コンピュータまたはシミュレータで実験を行い、得られた解の品質や実行時間を評価します。また、必要に応じてアルゴリズムのパラメータを調整して改善を試みます。
  5. 古典アルゴリズムとの比較:
  6. 最後に、古典的な最適化アルゴリズム(勾配法やシミュレーテッドアニーリングなど)と比較して、量子アルゴリズムのパフォーマンスを評価します。

なんかお世辞にもblueqat入れてくれました。

QAOAをblueqatを使って実装してみて

Blueqatを用いてQAOA(Quantum Approximate Optimization Algorithm)を実装する方法を紹介します。ここでは、簡単な最適化問題として、最大カット問題を解いてみましょう。

  1. Blueqatのインストール:
  2. まず、Blueqatをインストールします。コマンドラインで以下のコマンドを実行してください。

pip install blueqat

  1. QAOAの実装:
  2. 次に、Blueqatを用いてQAOAを実装します。以下は、最大カット問題を解くQAOAの実装例です。

import numpy as np
from blueqat import Circuit
from blueqat.pauli import X, Z, I
from blueqat.vqe import AnsatzBase, Vqe

最大カット問題のコスト関数を定義

def maxcut_cost(graph, sol):
    return sum([graph[u][v] * (1 - 2 * sol[u] * sol[v]) for u, v in graph.edges])

QAOAアンザッツを定義

class QaoaAnsatz(AnsatzBase):
    def __init__(self, graph, p):
        self.graph = graph
        self.p = p
        self.n_qubits = len(graph.nodes)
        self.n_params = 2 * p

def get_circuit(self, params):
        betas, gammas = params[:self.p], params[self.p:]
        circuit = Circuit(self.n_qubits)
        circuit.h[:]
        for beta, gamma in zip(betas, gammas):
            for u, v in self.graph.edges:
                circuit += Z[u] * Z[v] * (-gamma)
            circuit += X[:] * beta
        return circuit

グラフを定義(辺の重みはすべて1とする)

graph = {
    0: {1: 1, 2: 1},
    1: {0: 1, 2: 1},
    2: {0: 1, 1: 1}
}

QAOAの実行

ansatz = QaoaAnsatz(graph, p=1)
optimizer = {'name': 'COBYLA', 'options': {'maxiter': 500}}
result = Vqe(ansatz, optimizer=optimizer).run()

解を見つけて評価

ground_state = result.most_common(1)[0][0]
print('最適な解:', ground_state)
print('最適なコスト:', -maxcut_cost(graph, ground_state))

このコードは、3ノードの完全グラフの最大カット問題をQAOAで解いています。p=1 はQAOAの深さを示しており、深さを増やすことでより良い解を得られる可能性がありますが、計算コストも増加します。

コードを実行すると、最適な解とそのコストが表示されます。

もはや「理解」してますね。内部実装まで踏み込んで自分で量子断熱時間発展のコードを書き始めました。。。

上記実装には量子断熱時間発展を使ってる?

すみませんが、私の説明が不正確でした。上記の実装はQAOA (Quantum Approximate Optimization Algorithm) を使っていますが、厳密には量子断熱時間発展(量子アニーリング)ではありません。

QAOAは、量子断熱時間発展と同じく組合せ最適化問題を解くための量子アルゴリズムですが、異なるアプローチをとります。QAOAは変分量子アルゴリズムの一種で、古典コンピュータと量子コンピュータを連携させて最適化問題を解く方法です。QAOAは、量子断熱時間発展(量子アニーリング)と同じように、量子コンピュータの量子ビットを用いて最適解を探索しますが、問題のハミルトニアンと制御ハミルトニアンを組み合わせた時間発展演算子を繰り返し適用することで、最適解を見つけようとします。

Blueqatを使った上記の実装では、QAOAのアンザッツを定義し、量子回路を構築しています。このアンザッツでは、制御ハミルトニアン(Xゲート)と問題のハミルトニアン(Zゲート)に対応する時間発展演算子を交互に適用しています。このアンザッツを使って最適化問題を解く際には、古典コンピュータを使ってパラメータの最適化を行います。

したがって、上記の実装はQAOAを使用していますが、厳密には量子断熱時間発展(量子アニーリング)ではありません。

なんとも言えないところです。ちょっと改造してみます。

QAOAの制御ハミルトニアンをXYにしてみて

QAOAの制御ハミルトニアンをXYミキサーに変更することも可能です。以下の実装例では、最大カット問題を解くためのQAOAアンザッツを、XYミキサーを使用したものに変更しています。

import numpy as np
from blueqat import Circuit
from blueqat.pauli import X, Y, Z, I
from blueqat.vqe import AnsatzBase, Vqe

def maxcut_cost(graph, sol):
  return sum([graph[u][v] * (1 - 2 * sol[u] * sol[v]) for u, v in graph.edges])

class QaoaAnsatz(AnsatzBase):
  def __init__(self, graph, p):
    self.graph = graph
    self.p = p
    self.n_qubits = len(graph.nodes)
    self.n_params = 2 * p

def get_circuit(self, params):
    betas, gammas = params[:self.p], params[self.p:]
    circuit = Circuit(self.n_qubits)
    circuit.h[:]
    for beta, gamma in zip(betas, gammas):
      for u, v in self.graph.edges:
        circuit += Z[u] * Z[v] * (-gamma)
      for i in range(self.n_qubits - 1):
        circuit += (X[i] * X[i+1] + Y[i] * Y[i+1]) * beta
      circuit += (X[-1] * X[0] + Y[-1] * Y[0]) * beta
    return circuit

graph = {
  0: {1: 1, 2: 1},
  1: {0: 1, 2: 1},
  2: {0: 1, 1: 1}
}

ansatz = QaoaAnsatz(graph, p=1)
optimizer = {'name': 'COBYLA', 'options': {'maxiter': 500}}
result = Vqe(ansatz, optimizer=optimizer).run()

ground_state = result.most_common(1)[0][0]
print('最適な解:', ground_state)
print('最適なコスト:', -maxcut_cost(graph, ground_state))

この実装では、制御ハミルトニアンとしてXYミキサーを使用しています。XYミキサーは、隣接する量子ビットに対して circuit += (X[i] * X[i+1] + Y[i] * Y[i+1]) * beta のように適用されます。また、周期境界条件を適用するために、最後の量子ビットと最初の量子ビットに対しても同様の演算子が適用されています。

この変更により、QAOAの制御ハミルトニアンがXYミキサーになります。実行結果から最適解とそのコストが得られます。この実装も最大カット問題を解くことができますが、性能や収束速度が異なる場合があります。

まぁ、わかる。だいたいOK。

QAOAの導出でトロッタ展開が出るところを教えて

QAOA(Quantum Approximate Optimization Algorithm)は、制御ハミルトニアンと問題のハミルトニアンを交互に適用することで、最適解を見つけようとする量子アルゴリズムです。QAOAの導出では、トロッタ展開(Trotter-Suzuki分解)が重要な役割を果たしています。トロッタ展開は、非可換なハミルトニアンの時間発展演算子を分解する手法です。

QAOAでは、制御ハミルトニアン H_C と問題のハミルトニアン H_P を考慮します。トロッタ展開を適用することで、これらのハミルトニアンに対する時間発展演算子が近似的に分解できます。トロッタ展開により、次のような近似式が得られます。

e^{-i(H_C + H_P)t} ≈ (e^{-iH_Ct/m} e^{-iH_Pt/m})^m

ここで、t は時間パラメータであり、m は展開の精度を制御するパラメータです。m が大きいほど、近似の精度が向上します。QAOAでは、このトロッタ展開を用いて、制御ハミルトニアンと問題のハミルトニアンを交互に適用するアンザッツを構築します。

アンザッツは、以下の形式で表されます。

|Ψ(β, γ)> = U(H_C, β_p) U(H_P, γ_p) ... U(H_C, β_1) U(H_P, γ_1) |s>

ここで、|s> は適当な初期状態(通常は均一な重ね合わせ状態)、U(H, t) = e^{-iHt} は時間発展演算子、β_i と γ_i は変分パラメータです。QAOAでは、このアンザッツを用いて最適解を探索し、古典コンピュータを使って変分パラメータを最適化します。

要約すると、QAOAの導出において、トロッタ展開は制御ハミルトニアンと問題のハミルトニアンを交互に適用するアンザッツを構築するために使用されます。このアンザッツに基づいて量子回路を実装し、最適化問題を解くことができます。

もう大学の授業いらないんじゃ。。。。

そうすると時間発展演算子で、各種ハミルトニアンは量子ゲートの形に書き換えないといけないけど、どうすれば対角化できるんですか?

QAOAでは、制御ハミルトニアン H_C と問題のハミルトニアン H_P を量子ゲートに変換する必要があります。対角化は必要ではありませんが、時間発展演算子 e^{-iHt} を量子ゲートに変換することが必要です。制御ハミルトニアンと問題のハミルトニアンは通常、パウリ演算子のテンソル積で表されます。このようなハミルトニアンに対しては、時間発展演算子が直接量子ゲートに変換できます。

  1. 制御ハミルトニアン H_C:
  2. 制御ハミルトニアンは通常、すべての量子ビットに対して X ゲートを適用する形式で表されます。つまり、H_C = Σ_i X_i です。この場合、時間発展演算子は次のようになります。

e^{-iH_Ct} = Π_i e^{-iX_it}

ここで、X ゲートの時間発展演算子 e^{-iX_it} は R_x(2t) ゲートに相当します。従って、制御ハミルトニアンの時間発展演算子は、すべての量子ビットに対して R_x(2t) ゲートを適用することで実現できます。

  1. 問題のハミルトニアン H_P:
  2. 問題のハミルトニアンは、通常、パウリ Z 演算子のテンソル積で表されます。例えば、最大カット問題では、H_P = Σ_{i, j} w_{i, j} Z_i Z_j です。この場合、時間発展演算子は次のようになります。

e^{-iH_Pt} = Π_{i, j} e^{-iw_{i, j}Z_i Z_j t}

この時間発展演算子は、制御Z(CZ)ゲートを使って実現できます。CZ ゲートは、2つの量子ビットのパウリ Z 演算子のテンソル積に対応する時間発展演算子を実行します。ただし、結合係数 w_{i, j} と時間パラメータ t が異なる場合、CZ ゲートの一般化である制御位相ゲート(CPゲート)を使う必要があります。CPゲートは、次のように定義されます。

CP(θ) = |0><0| ⊗ I + |1><1| ⊗ R_z(θ)

まぁ、量子コンピュータ分野はいろいろ専門性が高いのでもうちょっとだけ時間かかりそうですね。

近いうちに量子力学と量子コンピュータを学んだQuantum GPTが出ることを期待します。

以上です。

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