こんにちは。今年量子コンピュータソフトウェアで新しい分野を切り開き、今後のキャリアを高めたい場合、何をしたらいいかと一言言ったらPyTorchを使いましょう。これに尽きます。
皆さん、量子コンピューターのSDKは何を使っていますか?弊社blueqatは以前はSDKを作っていました。しかし、今最も量子コンピューター分野で熱くなると思っているのはPyTorch / TF / JAXなどのディープラーニングSDKを使うことです。
私たちのクライアントの企業様は知っているかもしれませんが、私たちはだいぶ前から量子コンピューターの専用SDKはあまり推奨していません。その代わり、私たちの社内でほとんどのエンジニアが使っているのか、PyTorchやTensorFlowなどを使っています。
量子コンピューターとディープラーニングは全然違うんじゃないかと思っている方はいると思いますが、それは最近はかなり近寄っていると言わざるを得ません。 実際、私たちの会社は、そうした最先端のディープラーニングSDKを使うことで、量子コンピューティングもディーププランニングも両方を計算できています。
米国MITのTorch Quantumや中国TencentのTensorCircuitなどもこうした最先端のSDKですが、PyTorchやTensorFlow、JAXなどを活用しています。
私たちも特にこだわりはないのですが、お客様の都合やエンジニアの趣味に合わせてこうしたディープラーニングフレームワークを数年前から利用しています。具体的な使い方はまだフレームワークとして補助ツールが開発されておらず、理論もあまり整備されていませんので一般にこうした分野の文献を見つけるのは難しいです。
しかしディープラーニングのツールを使って量子計算をするということは、機械学習と量子計算の両方をキャリアに載せるにはとても魅力的な選択肢であり、私たちの会社がここ数年取り組んできた成果や実績を通じて有用性を今年広めることができればと思っています。
毎月ある機械学習と量子計算の勉強会など、さまざまな場面でこうした成果を見せられるようになるかと思いますので、ぜひ量子も深層学習もやりたいという人はblueqatの勉強会に参加したり、学習してみてください。今回は以上です。