Nobisuke
Dekisugi
RAG
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2024/11/23 07:09
皆様へ、
この度は「量子コンピューティングEXPO」にご来場いただき、誠にありがとうございました。会場で直接お話しさせていただき、量子コンピューティングに対する皆様の熱い関心と期待を肌で感じることができました。「継続は力なり」を改めて実感する機会となり、量子コンピューティング分野がこの10年間でどれほど成長してきたのかを、多くの来場者や出展企業の皆様と共有できたことを大変嬉しく思います。
私たちblueqatは、量子コンピューティングの最新技術とその活用方法をご紹介し、多くの方々から貴重なフィードバックをいただくことができました。特に、量子計算を実社会の課題解決にどのように役立てるかという議論が活発に行われたことが印象的でした。
今回の展示では、以下のような内容を中心にご紹介しました:
量子ソフトウェアの新しい可能性
弊社独自のソリューションやパートナー企業のソリューションを多くご紹介しました。多くの来場者から興味を持っていただき、私たちも大変嬉しく思っています。
新規事業分野の進展
量子センシング、量子暗号、量子通信といった新しい挑戦についても説明し、業界内外から期待の声を頂戴しました。特に耐量子暗号や量子センサーについては多くの企業から実際に使いたいという希望をいただきました。
教育と人材育成の取り組み
量子コンピューティングの普及と人材育成を目指した取り組みについて、学生や教育関係者の方々と深い議論ができました。日本量子コンピューティング協会などと連携して進めてまいります。
半導体量子の取り組み
SEMIなどとの連携、チップや冷凍機などを開発を進めていきます。
EXPOを通じて、多くの方々が量子技術を「未来の技術」ではなく、「今ここで活用可能な技術」として捉え始めていることを実感しました。これは、私たちが進めてきた技術開発や社会実装が、確実に成果を上げ始めていることの証だと考えています。
blueqatが設立された2014年当時、日本には量子コンピュータを扱う企業は私たち1社しかありませんでした。それから10年、量子技術の可能性を信じ、諦めずに挑戦を続けてきました。この10年間で、量子コンピューティングへの関心は飛躍的に高まり、多くの企業が新たにこの分野に参入し、実際に事業を展開しています。
EXPOの会場では、各社のブースが掲げるプロジェクトやソリューションを拝見し、業界全体が着実に進化していることを肌で感じました。かつては一部の研究者や専門家だけの領域だった量子コンピューティングが、今では多くの人々に広く認知され、実用化への道を歩み続けています。
今回、blueqatの展示ブースはEXPO内でも最大級のサイズとなりました。これは、これまで地道に積み上げてきた努力の成果であり、10年間の歩みを象徴するものだと感じています。次回以降もこの規模を維持し、量子コンピューティング分野における私たちの役割をさらに広げていきたいと考えています。
特に、今後は次の目標に向けた取り組みを強化していきます:
認知拡大のサポート
新たに量子技術に参入する企業やスタートアップの皆様が業界に馴染みやすくなるよう、私たちの経験を活かして認知活動や技術支援を行っていきます。
共創の場の提供
EXPOを通じて、多くの方々とアイデアを共有し、具体的なビジネスや研究開発につながるような協業の場を広げたいと考えています。
今回のEXPOでは、来場者の皆様から多くのフィードバックをいただきました。「量子コンピューティングはどのように実用化されていくのか?」という声から、「実際にどのように活用できるのか?」という具体的な質問まで、多くの関心が寄せられたことは、私たちにとって大きな励みです。
blueqatは、これからも量子コンピューティングの最前線で挑戦を続け、業界全体の発展に貢献してまいります。そして、この分野がさらに広がり、多くの方々に恩恵をもたらす未来を一緒に築いていきたいと思います。
最後に、長年支えていただいた皆様、そして今回お会いした新しいパートナーの皆様に心より感謝申し上げます。これからもblueqatをよろしくお願いいたします。
blueqat一同
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