こんにちは、無事東大の寄付講座も立ち上がり、ソフトウェアに関して企業連合と東京大学でとりかかっております。
http://qsw.phys.s.u-tokyo.ac.jp/
さて今回はシリコン量子コンピュータを試作するプロジェクトを立ち上げました。以前。
アドバイスをいただきまして、シリコン量子コンピュータを進めるにあたって問題になるのは、
1,設計ツール
2,素材
3,クライオCMOS
などのチップを中心とした開発環境とツールでした。
超伝導量子コンピュータとの違いは、ごてごてした周辺機器よりもよりチップに集中した開発が必要ということで、パーツをそろえるというよりも半導体チップにかかわる開発と同様の課題を抱えているようでした。
また、人材面も課題です。半導体業界は現状盛況のため、今のうちに将来投資をしてシリコン量子コンピュータへの道筋をつけることによって将来にわたっての不安を払しょくできるという感触を得ました。
また、量子コンピュータ業界は期待感は大きいですが難易度も高い業界です。最初が肝心ですので、急ぎながらも盤石の態勢を整えるべく活動したいと思います。