こんにちは。昨今の流れを受けて、弊社ではこれまで数年にわたって開発を続け、近年ではblueqatSDKにwildqatモジュールとして統合されていた量子アニーリング向けのツールを最新版のblueqatSDKにて完全削除いたしました。
世界では量子コンピュータ開発が激化しており、リソースを集中する必要があります。弊社のphotonqat光量子コンピュータ向けSDKもベンチャー企業として新たな出発をいたしました。
blueqatSDKはより高度な量子計算を高速に実行し、実機への接続サービスやクラウドシステムとの統合をより進め、世界での確固たるユーザーの獲得を目指します。
これまで長い間wildqatSDKに触れて貢献してきていただいた方々に大変感謝いたします。今後はD-Wave社のOceanSDKの利用を推奨いたします。また、新規の量子アニーリングのプロジェクトは受けつけを停止いたしました。現在動いているプロジェクトを最後にしたいと思います。量子アニーリングのソフトウェアを量子ゲートに変換するプログラムはblueqat の pauliモジュール内部のfrom_qubo関数を利用いただけます。
今回の撤退は弊社のビジネス的な決定であって、多くの量子アニーリングや量子着想アニーリングのビジネス化を阻害するものではありません。アニーリングビジネスの発展と貢献を願っており、それに向かって頑張る企業を応援しております。
長い間ありがとうございました。引き続きblueqatSDKとblueqat cloudをよろしくお願いいたします。