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QUBOアニーリングのQUBO作成速度が100-300倍になったようです。

Yuichiro Minato

2024/01/14 23:52

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こんにちは。今日は新しいQUBOアニーリングの紹介です。これまで量子コンピューターや量子アニーラを使う場合には、QUBOと呼ばれる定式化が必要と言うのはよく知られていることです。

量子ゼミナール:量子アニーリングジェネラリスト講座

https://www.quanta-ml.com/challenge-page/1ea1c679-b822-4e8c-b629-24df740f5d9e

今回TYTAN(タイタン)SDKでは、これまでネックだったQUBOの定式化についての大幅な高速化が実現されたようです。

TYTAN SDK

https://github.com/tytansdk/tytan

量子技術の発展はニュースで見るのですが、意外と量子コンピュータ関連のツールはそんなに多くありません。多くの方は問題を解くと言うところに集中しますが、そのベースとなるツールの開発は資金が必要なためあまり行われてないのが現状です。 オープンソースへの依存と言うのは、あまり企業の事業化にとっては良いことではありません。なぜならそれらのツールは度々メンテナンスが捨てられ継続されないことが多いからです。私たちも最近量子コンピュータのツールを開発を継続を諦めてしまいました。

上記は複数の有志によって開発が始まった新しいツールで、基本的にはこれまでのQUBOの利用方法とあまり変わりません。ベースとなっているのは、大昔にリリースしたwildqat(知っている人は知っているかもしれません。。。)

初心者がWildqatチュートリアルをしたメモ(チュートリアル1からチュートリアル4まで)

https://qiita.com/okd46/items/92f2855b37f79112e7c5

2023年になって幾つかのアニーリング関連の開発が中止となってしまったようで、TYTANが立ち上がりました。継続的にスパコンや事業に積極的に使ってもらおうということです。量子アニーリング前提ではなく、QUBOだけが前提となっているので古典コンピュータでのアルゴリズムの導入も楽です。

クラウドへの接続モジュールなども用意されていますので、使いやすいかと思います。QUBOの書き方も他のツールなどと似ていますので使いやすいかと。最近量子ゲート方式の量子コンピュータの利用が難しいため、量子アニーリングに戻る企業さんもいらっしゃいますので、そのような企業が利用するようです。

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