2018年段階の盛り上がりと対照的に業界は今過渡期ですので、様子見の段階に入っています。今後10年後に実用化されるかもという量子コンピュータに対して予算をいくらくらいかけたほうがいいのでしょうか。
答え
基本的には大手企業がとりかかる事例が多く、年間500万円予算をお勧めします。
理由
現在の量子コンピュータはハイブリッド方式が下火になり、あまり利用できない、今後の基礎研究的な風潮になっています。利益を生むわけでもなく、高速なアルゴリズムの開発は難しいと考えられ、ハードウェアの進展もまだ時間がかかります。将来への保険というくらいで500万円程度の予算をお勧めします。
現在の量子コンピュータはビジネスに使うのは厳しくなってきました。年間の人材獲得も400-600万円くらいがボリュームゾーンです。これは日本のみならず、海外でも厳しいという見解は変わりません。潮目が変わるまではあまり予算をかけすぎないことをお勧めします。
量子コンピュータに取り掛かるメリット
・流行に乗れる
・将来を予測できる
デメリット
・お金がかかる
という感じになっています。冷静に量子コンピュータに取り掛かっていただければと思います。以上です。