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[開催レポート] 飛騨高山(岐阜)量子教育現地開催レポート(ハッピープラス株式会社)

Yuichiro Minato

2023/11/06 02:58

こんにちは。ちょっと遅くなりましたが、2023年9/23に飛騨高山での コンピューター関連のイベントを行いました。

文系高校生でも分かる!量子コンピュータとは?

https://hida-python.connpass.com/event/287850/

実は自分自身飛騨高山を知りませんでした。名前は聞いたことありますが行った事はありませんでした。 後から聞いてみると、結構行ったことある人は多かったようです。実際に飛騨高山は、 岐阜県の北部あたりに位置し、東京都位のサイズがある非常に大きな高山市が中心となっているエリアだそうです。東京から行く際には富山から南下するルートと名古屋から北上するルートがあるようです。 僕は名古屋から行きました。その際には特急に乗るというのが常套手段ですが、僕が乗った特急はほとんどが海外の人でした。実際飛騨高山において、高山市の人口約80,000人から90,000人に対して年間の旅行者というのが300から4,000,000人程度いるようです。なので大変な観光都市となっています。

実際には電車に乗ってみると山しかないので、本当に都市があるのかどうかわからない。しかも下呂温泉の駅も非常に小さいですし、そんな大きな街があるとは最初は全く思っていませんでした。 しかし、実際に到着してみると、盆地のようになっていて、その中に非常に大きな山岳都市が存在しています。 正直観光で来るようなところですが、都市と言う風格がありますので、仕事をするに関しても特に問題ないように感じました。

さて、行くのにだいぶ時間がかかるので、当日入りは難しいです。なので前日に行ってホテルを泊まりましたが、畳が敷いてある温泉をとっていただきました。 僕は飛騨高山全く判りませんので、非常に良いホテルをとっていただいたと思います。

https://www.hida-hotelplaza.co.jp/

肝心の量子コンピューターのイベントですが、中心街にある村半と言う施設でおこないました。非常におしゃれでキレイなものとなっていて、プレゼンテーションスペースもあります。ですのでプロジェクターでの投影とオンラインとのハイブリットでおこないました。

https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1008717/1011761/index.html

当日はかなり参加者が多く、東京からの参加者もいらっしゃいました。確かに観光都市ですので、東京から観光したいですね。僕も観光したいと思いました。高山市だけでなく隣接する飛騨市からも参加者がいらっしゃいました。 とにかく高山市は大きいそうですので、村半に全員が集まると言うのはまぁ正直厳しいなと感じました。ですが、非常に多くの参加者が来ていらっしゃいて熱気を感じました。正直全く想定していませんでした。

当日会場のセッティングをしていただいたのは、地元の旅行会社のハッピープラスさんです。

https://happy-plus.co.jp/

前から結構展示会に来ていただいていましたので、僕からも機会があれば飛騨高山に行くと言うことで今回早速チャンスをいただきました。実はそれまでの勉強会と言うのは自分たちの会社で契約しているWeWorkを利用して、東京、神奈川、関西、仙台、名古屋などWeWorkの設置場所を中心に自社運営が主体でした。 今回の村半を始めとしてセッティングをお願いできたのは非常に新鮮で助かりました。私たちも行って資料を資料を披露するもしくは質問に答えると言うことで、オペレーションが非常に簡便になりました。

自分たちで部屋を準備してそして諸々のものを準備して、さらに発表して質問を受けて帰ると言うルーチンは結構ハードでしたので、そうしたところでセッティングだけでもしていただけるのは非常に重要だとでした。

明日午前中に量子コンピューティングに関するイベントを行い、午後はPythonのイベントに参加していただきました。量子コンピューティングに関してはすぐに実用的なものを使うというのは非常に難しいと感じますし、あまりにも実例が少ないので興味本位と言う形かと思いました。それに対して午後はPython関連の発表となっていて、非常にハイレベルな発表が行われていました。私たちが行っているようなそうした組合せ最適化問題のような関連したテーマもあり、非常に岐阜でもエンジニアリングと言うのは活発化しているのでなと感じました。

実際、その後実は飛騨高山において、量子コンピューティングの実証実験を行うこととなりました。当日、午後に行われたイベントにおいて量子アニーリングを扱ったことがあると言うようなコメントがありましたので、それがきっかけとなり、地元でももしかしたら量子コンピューティングのアプリケーションの開発や運用をできるのではないかと言うことで試してみたところ、飛騨高山においてそのような試みを行うこととなりました。

ですので、そうした地元での活発なやりとりというのは非常に重要で、観光都市でも課題と事業がありますので、東京のみならず、全国単位での量子コンピューティングや機械学習での事業化やPoCを行うと言うのは非常に意味があると感じました。 最近では、量子コンピューティングにおいても、多くの実例がちょっとずつ増えてきていますので、そうしたものを地方でも実現することによって、全国単位での量子コンピューティングの教育やAIでの教育が進んでいくのではないかと感じました。実際に使える技術となったときには非常に有用であるもしくはきちんとビジネスとして成り立つと言うイメージがつくのが重要かと思いました。そういった意味でもただの講演会や勉強会と言うだけでなく、実際に飛騨高山の地元に置いてきちっとお金を落とすような試みができた事は非常に嬉しく思います。

開催レポートとしては先に出しましたが、広島にもこうした飛騨高山の勉強会の試みが多く反映されています。今回の飛騨高山は第一回目として試みだったのですが、その後の広島においては、日本量子コンピューティング協会の講演会もセットで行うことになりました。 そうした広島での講演会のさらにフィードバックを飛騨高山においても、日本量子コンピューティング協会の試みと言うのを広めると言うことも大事かと思いました。

自社開催以外の開催のきっかけとなった飛騨高山の会は非常に有意義であったと思います。かつ地元の人だけでなく、東京からも参加者がいたと言うことで大変な広がりを感じました。 かつ、量子コンピューティングや量子アニーリングといったものを、すでに地元でも活用していたと言うことで、非常に全国での思ったよりも、量子技術の広まりを自分たちで感じることになりました。今後も飛騨高山ではプロジェクトが進んでいますので、引き続き行ってきたいと思いますし、継続してプロジェクトの予算をつけて試みを進めることに意義を感じました。また、学習に関しては、それまであまり量子コンピューターになじみがない人も参加していただいたと思います。 引き続き、こうした新しいコミュニティーにおいて、量子コンピューティングを紹介し、みんなで盛り上げていくような筋を作っていけるのは非常に大きな前進だったと感じました。今回に関しては弊社はただただ発表するだけとなりましたが、今回感じた事は、こうした学習や勉強や講演会といったものは、きちんと地元で育まれてプロジェクトとして進めることにより、事業化と言う形で、きちんとお金が回ると言う部分が非常に重要であんであると言うふうに感じました。以上です。

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