だいぶいろいろなGPUを試せるようになってきました。前回ベンチマークではV100 VRAM16GB * 4枚構成のNVIDIA cuQuantumのマルチGPU環境を試してみましたが、今回は8GPUを実行してみました。
今回の量子回路は量子ボリュームの計算でdepth10のものを利用しています。
オレンジが4GPUで、青が8GPUですが、実は構成が異なるので一概には比較できないのですが、最大で64GBのVRAM構成では31量子ビットまでの状態ベクトル計算でしたが、今回は最大で256GBのVRAM搭載にて33量子ビットまで無駄なく動かすことができました。これにA100 80GBやH100 96GBなどのマルチGPUマシンがあれば今後より大きな計算ができることになります。
弊社側でこちらの8GPUマシンは保有しており、オンラインでの貸し出しが可能です。
cuQuantum Applianceと呼ばれる専用コンテナを搭載し、設定済みで計算できることを確認しています。
以上です。