こんにちは、収益化が一番気になりますよね。基本事項から順番に見ていきます。まずハードウェア。
開発競争上では四種類のハードウェアがありますが、ハードウェアは四種類ありますが、収益化に利用できるのは、超電導とイオントラップ方式になります。その他の二つはこれから開発・ローンチなのでしばらく市場に出ません。次にソフトウェアです。
ソフトウェアは主に4種類。こちらはどれでも利用できます。現在は主に受託コンサルティングが多いと思います。上記のアルゴリズムをほかの企業に教えたり、共同研究という形で論文を書いたりして収益をとります。主に技術力と人工の切り売りという形になります。トレンドを把握したうえで継続的な収益化が可能です。技術力は必要です。
・VQEが量子化学
・QAOAや量子アニーリングが組合せ最適化問題
・振幅推定は金融や流体計算
・機械学習はいろいろな分野に応用可能です
クラウドをおさらいします。量子コンピュータは4強で、それぞれマシンを提供して、それを利用するツール類も提供するという構成になっています。これらのクラウドに対抗する形でクラウドを提供するというのも可能です。主に量子アニーリングのクラウドを作ったり、これとは異なる路線でクラウドを作る、たとえばGUIをつくるという感じです。単純に接続などで稼ぐという感じです。
メディアを作る
まだ市場規模は小さいですが、メディアをつくって収益というところもぼちぼち海外ではいます。
Quantum Computing Report - Market Analysis, News & Resources
チュートリアルを売る・教材を売る
教材やチュートリアルを売るというのもビジネスになります。量子コンピュータ業界は出版が相次いでいますが、それでも網羅されていない分野も多いです。
最適化問題とWildqatを用いた量子アニーリング計算入門 - Hodaka's Market - BOOTH
市場規模
日本市場では矢野経済研究所さんから、海外はBCGからレポートが出ています。