これから流行る2種類のシリコン型量子コンピュータに備えろ!

こんにちは。いよいよ世界は次世代型の量子コンピュータに集中し始めています。イオントラップ型とシリコン型の対決にも注目が集まりますね。今回はこれから流行る2種類の新型量子コンピュータについて触れたいと思います。


2種類のシリコン型量子コンピュータ

量子コンピュータのこれからのトレンドはシリコン型です。これまでの超伝導やイオントラップのようなものに加えて、シリコンを使った量子コンピュータが2種類登場しています。一つがシリコン量子ビット型、もう一つがシリコンフォトニクス型です。


シリコン量子ビット

シリコン量子ビットはシリコン半導体を利用し、電子を操作するものです。量子ドットと呼ばれ、電子をとらえてから磁場をかけて、計算できるようにしたうえで、マイクロ波などを使って操作をします。まだ実証実験段階ですが、最近量子コンピュータの流れを受けて急激に産業化が進んでいます。


計算原理には量子ゲート方式を利用します。これまでの超伝導量子ビットやイオントラップと同じ計算原理が利用できます。


https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2109/15/news059.html


シリコンフォトニクス

同じシリコンですが、こちらは光量子コンピュータがベースとなっています。光ファイバーを使って光子を利用した量子計算を行うものを、小さなシリコンナノフォトニクスのチップ上に実装をします。こちらはクラウド提供が始まるくらいにはなってきていて急激に開発が加速しています。


計算原理には量子ゲート方式なのですが、実は超伝導やシリコンとは異なる方式が採用されていて、上記の量子ビットのような離散値を扱うDVプログラミングと対応して、波の連続量を扱うCVプログラミングと呼ばれる方式を利用します。今後もしかしたら量子ビットのほうに寄せてくるかもしれませんが、今のところはCVが利用されるのが一般的です。


https://www.xanadu.ai/hardware

https://psiquantum.com/


このように技術は日進月歩です。ソフトウェアを学びながら新型ハードにもどんどん対応していく必要がありますね!以上です。

Yuichiro Minato
blueqat CEO/CTO 2015年総務省異能vation最終採択 2017年内閣府ImPACTプロジェクトPM補佐 2019年文科省さきがけ量子情報処理領域アドバイザー
Comments
Yuichiro Minato
blueqat CEO/CTO 2015年総務省異能vation最終採択 2017年内閣府ImPACTプロジェクトPM補佐 2019年文科省さきがけ量子情報処理領域アドバイザー
Related posts

blueqat Inc.

Shibuya Scramble Square 39F 2-24-12, Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo
Contact: info@blueqat.com