はじめに
イオントラップの基本ゲートのようなので確認します。
RXX
RXXゲートに関しては2量子ビットを計算できるゲートです。
こちらのブログ記事がおすすめです。
https://qiita.com/ito-koichi/items/7573a31b5cfebbe8ec01
MSゲート
Mølmer Sørensenゲートは複数量子ビットのゲートで、2量子ビットゲートはRXXに対応するようです。
https://qiskit.org/documentation/locale/ja_JP/stubs/qiskit.circuit.library.MSGate.html
また、
https://en.wikipedia.org/wiki/Mølmer–Sørensen_gate
一般的なゲートみたいで、複数量子ビットを操作しますが、これと決まった行列があるわけではないみたいです。
https://www.sif.it/static/SIF/resources/public/files/va2013/Blatt-2607.pdf
超電導とイオントラップのゲートの書き換え
超電導量子ビットではZX相互作用が基本になっていたのが、XX相互作用になるということで、相互互換があり、書き換えが起きます。
https://www.ibm.com/blogs/research/2019/11/qiskit-for-multiple-architectures/
こちらのIBMのブログがわかりやすいです。
RXXをCXに書き換えるのは時間発展計算でよく使われていましたが、3量子ビット以上のMSゲートの書き換えはめんどそうなので、そのうちルールを見ていきたいと思います。
3量子ビット以上のもつれを作るのがわかりやすそうなので、新しいアプリケーションの可能性が広がりそうです。