大きなネットワークを切るときに、スライシングがあります。並列処理をするのに向いているということなので、概要を見ます。
テンソルネットワークで下記のようなネットワークがあった場合に、このように分解ができるようです。
参考:
https://docs.nvidia.com/cuda/cuquantum/cutensornet/index.html
一部のテンソル同士の結合を切って、複数の計算結果の足し合わせとして表現しています。これをスライシングと呼ぶようです。簡単な例で確認します。
ベクトルと行列の計算が合った場合、
こちらを見てみると、
このように行列をベクトルに、ベクトルをスカラー量に分けて足し合わせても答えが同じになります。テンソルネットワークとしては、
このような形に分解できました。全体にも適用できます。