公職活動の一時休止と再開について
これまで内閣府プロジェクトPM補佐、文科省アドバイザー、各種審査員や有識者などの役割を担ってきました。多くの刺激的なプロジェクトに関わる機会に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。
しかし、数年前に過労による体調不良を経験し、一度立ち止まることを決断しました。国や研究関連、自治体の有識者やアドバイザー、審査員などの依頼は、心苦しくもお断りする期間が続きました。
回復後も、本当に重要な国の委員会など一部の活動以外は極力受けないようにしてきましたが、今年から少しずつ、自分の体調と相談しながら無理のない範囲で活動を再開しています。
人生後半戦の優先事項
人生の折り返し地点を過ぎ、自分の時間やエネルギーをどこに使うべきか考えるようになりました。これからは業界の発展や後進の育成により多くの時間を割くことが、私にとっての恩返しになるのではないかと考えています。
若い世代が成長し、新しい価値を生み出していく姿を見ることは大きな喜びです。自分の経験や知識が少しでも誰かの役に立つのであれば、それは大きな幸せです。
体調を崩した経験からは、持続可能な形で社会に貢献することの大切さを学びました。これからは無理せず、でも着実に、次世代を支える活動に関わっていきたいと思います。