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起業して成功したい人、実業と期待値のバランス、うまくやるためには

Yuichiro Minato

2024/09/11 00:44

起業って夢がありますよね(うまく行けば)。

起業して16年が経ってしまいました。また量子コンピュータを事業として10年が経ちました。
今年は数ヶ月ちょっと踊り場としてこれまでの振り返りと次の計画を立てる時期に差し掛かっています。
これまで起業相談にきたメンバーも無事離陸して生活しているようで楽しそうで何よりです。
これから起業に挑戦したいという人たちも出てきました。

若い時はとにかく色々やったほうがいい

自分の起業の時は六本木とか西麻布とか毎日呼ばれて忙しかったです。昔の価値観ですが。お金を使って、遊んで、(あまり勉強しなかった)、失敗もしました。よく聞く話ですが、年取ってからだと体力無くなるのでそもそも贅沢や遊びができません。若い時にどんどんやりましょう。起業より重要な気もします。

実業とベンチャーは金融知識ちょっと違う

実業どっぷり、以前の昭和方式と現在の令和方式は結構違います。昭和は借入、返済を中心として実業で売上重視でしたが、令和では業種によりますが、起業にはあまりお金がかかりません。どちらかというと調達を中心として損失と利益を見ていく感じになるかと思います。売上はあくまで利益や損失の下地という感じです。昭和もそうだったのかもしれませんが、借入で凌げばいいという考え方はあまり令和にはない気がします。

ビジネスモデルはなんでもいい

結局うまくいかなかった時にピボットできるかどうかが結構重要なので、予想が外れたらもしくは状況が悪くなった時にどれだけ対応できるかの勝負なので、ビジネスモデルの選択はあまり重要ではないです。お金を出す側は理由が必要なのであれこれ言いますがお金をきちんと返せばいいので。

誰も手伝ってくれない

結局全部自分でやる必要があります。人は手伝ってくれません。しかも不思議なことにうまくいくほど人が離れます。あまりうまくいきすぎるイメージは普通は持っていないのかもしれないので、理解できる範囲から抜けない人も多いです。

稼ぎすぎてもあんまりやることない

社会保険が高いのでちょっときついですが、年1000万くらいまでの収入の生活が豊かです。バランスがいいです。過ぎたるは及ばざるが如し、何事も中庸が大事です。それ以上は個人のコンプレックスや志や社会的な意義でやることになります。

体力勝負

結局体力勝負です。

本社はなんでもいい

結局サービスや受託の納品が重要なので、規模がある程度までは会社はどうでもいいです。でも若い人は渋谷とか元気のいい街で仕事したほうがいいです。映画みたいな生活ができます。

若い時は調子に乗ってもいい

おじさんは怒りますが、余裕がないだけなので無視していいです。

お金を返すの大変

投資であっても借入であっても返す必要はあります。返したくなかったら先延ばししてください。

期待値の高い仕事は萎む

結局どっかで期待値は萎んで収束します。

焼畑きつい

ある程度は大丈夫ですが、失敗した人には世間は厳しいです。人生途中で成功を諦めることになります。

段階的発展と調達

昔は初期資本金300万円、その後は一桁ずつ上げていくのがいいかなと思いました。多分今も同じです。

群れたら負ける

最初は心配事が多くて似たような境遇の人たちと群れるのですが、勝たないといけない世界なので、群れるのが好きな人以外は群れないほうが成功します。

結局

300万くらいを個人投資家から調達し、サービスや受託で頑張って、ちょっとずつ売上利益を出します。大きなテーマでは損失が出てもいいと思います。その後3000万、3億、とちょっとずつ調達をして大きくするのがいいと思います。

20代には友達や仲間とたくさん遊んで、35過ぎたら孤独に経営をするのをお勧めします。

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