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地域、企業向け小型の量子コンピューティング&AIマイクロデータセンター

Yuichiro Minato

2024/06/05 05:42

こんにちは、AIや量子コンピューティングの需要が高まっていますため、独自のシステムを構築しました。

・独立したプレハブもしくはコンテナ

・空調と電力が必要

・空調など管理システムもあり

・インターネットは有線を引き込むか衛星やセルラーネットワークを利用

・特に業務などでのユーザーサイドでの利用を想定

独立したコンテナやプレハブ内部に、生成AIや量子コンピューティング向けのGPUマシンを導入することを想定しています。現在量子コンピューティングもGPUを利用したシミュレーションがメインとなっていて、生成AIを含めてGPUの有効活用ができます。

将来的には量子コンピュータも導入することができると想定していますが、まずはこうしたGPUをきちんと管理運用する必要がありますが、一番は熱の問題です。

GPUマシンは生成AIや量子コンピューティングに利用する際には大きな電力を消費し、たくさんの熱を発生させます。この熱を外部に逃す必要がありますが、従来のサーバールームや居室ではこの換気がうまくいきません。また冷房を利用するとかなりの負荷がかかります。こちらのサーバールームを独立しておくことで管理を楽にします。

実際、こうしたGPUサーバーを冷却する際のファンのおとも問題になります。小さいファンを利用しますので、音が高めの音が出て集中できずクレームの原因となります。こうした爆音、爆熱のマシンを敷地内のはなれに設置することで快適に使えます。

また、生成AIや量子の計算は主に計算負荷が高く、データの出し入れは相対的に小さいです。もちろんモデルなどを本格的に出し入れする本格的な開発の場合は大容量の通信が発生しますが、通常の利用であれば、計算が10-30秒程度、通信はテキストや画像がメインです。

こうした利用するという環境においては通信にある程度制限があっても平気なため、セルラーや衛星データの活用なども進めています。離れまで電気はひけてもインターネットまでひくのは大変かと思いますので。通信はセルラーや衛星を利用することで、通信設備の導入しづらい場所でも電気さえあれば導入がすぐにできます。

基本的にこうしたサーバールームは一度運用が進めば滅多に立ち入ることのない場所ですので、初期導入がきちんとできて、運用が安定すればOKです。主に課題になるのは電力の確保と熱による故障なので、この面だけきちんと対応すれば大丈夫です。

こうした設備はマシンの性能にもよりますが、1000万円前後でも全て導入できますので、クラウドでの高額なGPUを借りるのが難しい、手元でデータを保存した状態でAIや量子コンピューティングを利用したい場合などにぜひご利用ください。

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