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SEMIジャパンでの活動を経て──blueqatが描く半導体量子コンピュータ事業の次のステージ

Yuichiro Minato

2025/10/13 00:52

はじめに:業界全体で進む量子半導体の潮流

これまで、私はSEMIジャパン量子コンピュータ協議会の委員長として、
日本における半導体量子コンピュータの調査と推進を進めてきました。
SEMIジャパンの枠組みの中では、業界全体の連携を促進し、
前工程を中心とした量子デバイスの開発基盤整備に取り組んできました。

この活動を通じて、多くの企業が量子コンピュータを単なる研究テーマではなく、
事業として真剣に考え始めている
ことを実感しています。
とりわけ近年では、半導体方式での量子コンピュータ開発を本格的に進めたいという相談が増えています。

blueqatとしての新たなフェーズ

そうした流れの中で、私たちblueqatもまた、次の段階に進むことを決めました。
これまでSEMIジャパンを通じて得られた多くの知見やネットワークを土台に、
今後はより具体的な事業化・開発支援にフォーカスした活動を進めていきます。

blueqatはこれまで、GPU・LLM・量子ハイブリッドなどの領域で実装・運用を重ね、
「量子を研究から産業の現場へ」というテーマを実現してきました。
現在、量子半導体の開発でも同様に、研究に留まらない“実際に動く”システムとしての構築を目指しています。

具体的にいうと協議会のように情報共有ではなく、閉じた環境で自社の開発のためのリソースをさきたいという要望が多いです。

研究から事業へ──現実的な量子半導体開発の形

現在、多くの企業や研究機関が量子分野に取り組んでいますが、
その多くは依然として研究中心の段階にあります。
一方で、blueqatは量子技術を事業として成立させることを明確に目指しており、
量産化・製造・後工程・低温動作環境の整備までを含めた実装的アプローチを推進しています。

この点が、私たちの最も大きな特徴です。
実験装置としての量子ではなく、製品・プラットフォームとしての量子コンピュータを実現すること。
それがblueqatの使命です。

協調から共創へ──次の枠組みづくり

SEMIジャパンでの活動は、量子分野の立ち上げにおいて大きな役割を果たしました。
私たちもその一員として、多くの企業・研究者の方々と貴重な時間を共有できたことに深く感謝しています。

一方で、事業フェーズを見据えた実務的な開発・商談・環境構築を求める声が増えており、
そうした具体的な動きを支えるために、blueqatは新しい枠組みでの連携を進めていきます。

特に今後は、以下のような分野でのパートナー連携を強化します。

  • 半導体量子チップの後工程支援
  • 極低温環境や評価設備の提供・連携
  • 事業として量子コンピュータ開発を進めたい企業の支援

おわりに:量子産業の新しい形へ

量子コンピュータの開発は、いままさに研究から産業へと動き出しています。
その中で、blueqatは半導体方式の量子コンピュータを現実的に事業化するための実践的な場を提供していきます。

これまでのSEMIジャパンでの経験に心から感謝しつつ、
これからはより多くの企業・研究者の方々と共に、
実際に動く半導体量子コンピュータの世界を広げていく段階に入ります。

具体的な開発・商談・参入をご希望の方は、
ぜひ info@blueqat.com までお問い合わせください。
私たちは、半導体で動く量子時代の中心を担う企業として、次の一歩を踏み出します。

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