日本の大学生は本当に「やる気がない」のか?
日本の大学生は自主性やモチベーションが低いとよく言われます。私たち自身、意欲的な学生だけが参加してくるイベントを開催してきた経験から「なぜ多くの学生は積極的に参加しないのだろう」という疑問を持っていました。
学生たちの本音を聞いてみると...
実際に学生たちに話を聞いてみると、見えてきたのは別の現実でした。多くの学生は長年の受験勉強で抑圧された反動もあり、大学4年間を「人生のモラトリアム期間」として捉えています。厳しい就職活動と長い労働人生の前の、貴重な自由時間として大学生活を過ごしたいという考えは、決して不合理なものではありません。
これは学生個人の問題というより、日本の教育システムや社会構造が生み出した結果だと考えられます。
「役立つ」と「手軽」を両立した新しい学びの形
そこで私たちは、学生たちの現状を理解した上で、次のようなプログラムを企画しています:
- 就職活動で「使える」スキルに特化
- 短期間で効率的に学べる集中講座
- AIや量子コンピュータといった先端技術をカジュアルに体験
- 履歴書に書ける実績が手に入る
「チャチャっとAIや量子コンピュータをやりました」と言えるような、手軽さと専門性を兼ね備えたプログラムです。
まずは渋谷からスタート
現在、渋谷を拠点に活動を開始する準備を進めています。将来的には全国展開も視野に入れていますが、まずは東京の学生を対象に、効率的に先端技術が学べるプログラムを提供していきます。
興味を持った方へ
「短期間で効率よく学びたい」「就活に役立つ経験を増やしたい」「最新技術に触れてみたい」と思う学生の皆さん、ぜひお問い合わせください。また、このプロジェクトに協力いただける企業・教育機関の方々のご連絡もお待ちしています。
一緒に、日本の大学生の可能性を広げていきましょう。
続き
「就職向けに使いたい」という観点でこのプログラムを活用するには、以下の3つの軸を意識することが効果的です:
🎯 1. 就活に“使える”アウトプットを明確にする
採用担当者が評価しやすいように、「参加しただけ」ではなく**成果物や学びの“見える化”**が重要です。
▶︎ 具体的にやるべきこと
- レポートや成果物のポートフォリオ化
→ 自分が学んだAI・量子技術を「どんな風に応用したか」「なぜ学ぼうと思ったか」を、A4 1枚で簡潔にまとめる - GitHubやNotionでの公開整理
→ 実際に動いたコード、プロトタイプ、思考の流れを公開しておくと信頼性UP - 履歴書やESに書ける形に整理
→ 例:「量子コンピュータの基礎とPythonによる応用アルゴリズムを2週間で学び、最終的に最大カット問題の最適化に挑戦しました。」
📄 2. 履歴書・面接でどう伝えるかを準備する
学んだ内容を **「自分はどんな風に考えて取り組んだか」**という視点で伝えることで、アピールになります。
▶︎ 応用トーク例(面接での使い方)
「私は就職活動前に“最先端の仕組みがどのように社会課題に応用できるのか”を体験したいと考え、AIや量子コンピュータの実践プログラムに参加しました。特に量子最適化では、従来の方法と異なるアルゴリズム的思考を求められ、短期間ながら大きな学びがありました。」
📎 3. LinkedInやOpenWorkなどに経験を載せる
**対外的な「証明としての活動履歴」**を公開するのも重要です。
- LinkedIn に「研修」「課外活動」として記載
- Wantedly やポートフォリオサイトに成果を投稿
- 学生フォーラム・勉強会で発表(発信することでさらに注目されます)
✅ サポートしてもらえること(主催側に期待できる支援)
- 「修了証」「参加証明書」発行(履歴書に書ける)
- 成果物のレビュー・ブラッシュアップ支援
- キャリアアドバイス(志望業界に応じた伝え方)
- 協力企業との推薦・接点の構築
※このあたりは、主催側に「就活で活用したい」と伝えると対応してくれることが多いです。
🔚 まとめ:就活に活かすには
ステップ | 内容 |
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🧠 意図を持って参加 | 自分の関心と将来像に合うテーマを選ぶ |
📝 成果を記録・発信 | 履歴書、GitHub、LinkedInで見える化 |
💬 面接で語れる形に整理 | 自分の成長や学びを言語化しておく |