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2022年総括。企業としてこう量子コンピュータと向き合うのがいいかも決定版(いろんな企業の意見や傾向を取り入れ)

Yuichiro Minato

2022/12/22 00:43

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2022年もあとわずかですね。最近は多くのお問い合わせを引き続きいただいております。多くの企業様から問い合わせをいただく内容が明らかに数年前と違いますので、その傾向を書いてみます。是非参考にしてみてください。また、すでにお問い合わせいただいている企業の方や弊社クライアント様などにも参考になると思います。

1.とにかくよく調べてきている

これが一番違うのが、とにかく量子コンピュータに関するニュースが世の中をたくさん飛び回っていますので、事前の下調べをきちんとしてきていらっしゃる企業様がとても多いです。全くわからないから教えてほしいというのももちろん大歓迎です。かなり調べてきている企業様が多いのが特徴です。特に材料や製造などの情報が多くとびまわっている業界は情報が取得しやすいかと思います。

2.量子アニーリングは取り入れる

量子ゲートが流行っているとはいえ、やはり業務改善に取り入れやすい量子アニーリングを保険でかける企業様がとても多いです。弊社でもpyqubo/d-wave nealを利用した量子アニーリングプランを引き続き提供しています。ただ、Amazon経由でのD-Waveが利用できなくなったため、NECさまのベクトルアニーリングに切り替えをしている最中です。業務効率にお役立てください。CPU版の一番安価なもので1000量子ビット程度。GPU版の開発したもので5000量子ビット程度。NEC様のベクトルアニーリングで数万量子ビットと規模に合わせて選べるのも特徴的です。

3.アルゴリズムは結構いろいろ。弊社のおすすめは最適化と機械学習

アルゴリズムの要望はVQE/QPEなどの量子化学や材料分野から、金融やリスクシミュレーションの振幅推定をはじめとして、量子アニーリングやQAOAなどの最適化、変分量子機械学習などがあります。特に最近はGPU量子コンピュータシミュレータをお勧めしていますので、最適化や機械学習をお勧めしています。業務効率などで対外的なたっぴょうもしやすいですし、コスト削減になるので社内向けに説明もしやすいため根強い人気があります。

4.チームの人数は1-3名程度が多い

チームの人数が1名で取り掛かられる方も多く、また3名程度のチームを組むことも多いです。機械学習チームや社内のDX部署が中心となって取り掛かることが多いですね。基本的には弊社がつきっきりもしくは時間がない場合には丸投げしてもらって作業をしますので、人数は臨機応変に対応できます。

5.論文成果も増えている

論文を書けば成果として積み上がりわかりやすいので論文を選択される企業も時々います。

6.対外的PR効果の重視をお勧めしています

最後に対外的に戦略的にPR効果を求めて量子人材育成と並行してPR重視姿勢をお勧めしています。予算を取るための理由になりますし、会社としてバリューがあげられればそれに越したことはありません。

7.やっぱりクラウド利用が強いかな

社外にデータを出せないという企業も多いと思うので、その点に関しては工夫をしますが、やはり特殊なマシンを用意してとか、管理面を考えると弊社のクラウドを利用されるクライアント様がとても多いです。最近はCPUのみならず高性能GPUを準備してますので、お気軽にお問い合わせください。クラウド利用料も安い金額から規模に応じて大き目のものまでさまざま用意しています。

8.量子コンピュータの世界のニュースを読むことが多い

Quantum Business Magazineを始めてからこちらのニュースを活用される企業がとても増えています。最新ニュースが読めますし、弊社がコンサルティングで最新ニュースの解説などをしています。きちんと利用できれば無料ですのでぜひご利用ください。

以上です。

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