⚙️【企業・研究機関募集】7nm以下微細プロセス向け半導体量子コンピュータ設計プロジェクト始動
次世代の量子コンピュータは、いよいよ7nm世代へ。
製造精度と商業グレードの実装に対応するための、7nm微細プロセス対応量子コンピュータ設計プロジェクトをスタートします。
この最先端の挑戦に参画いただける企業・研究機関を募集しています。
🧠 背景:22nmから7nmへ、量子コンピュータと半導体設計の融合
現在、多くの半導体量子コンピュータは22nm以上のプレーナー構造を前提に設計されています。
この構造では、主にゲート定義型と呼ばれる方式により、電極配置によって量子ビットを形成してきました。
しかし、今後量子コンピュータが商業レベルの製造精度・再現性を求められる段階に入ると、
5/7nmプロセスやFinFET(Fin Field Effect Transistor)構造での設計が不可欠になります。
🔍 技術的課題と研究意義
7nmやそれ以降のFinFETプロセスでは、従来のプレーナー構造とは異なりフィンが立体的に存在しているため、
単純なゲート配置では量子ビットの形成が困難となります。
さらに今後登場が見込まれる GAA(Gate-All-Around)構造 においては、
量子コンピュータの制御やビット配置に対する設計自由度や制約のバランスがさらに複雑化します。
つまり、半導体プロセスノードの進化と量子コンピュータの設計が本格的に交差する時代が訪れようとしています。
🤝 参画募集について
本プロジェクトでは、7nm世代での量子ビット構成・制御の実装設計をテーマとし、
量子コンピュータと先端半導体設計の融合を目指します。
- 最新の微細プロセスを活かした量子ビットアレイの配置戦略
- FinFET/GAAに対応する新しいゲート構造の設計
- 量子コンピュータに適した製造プロセスとの整合性の探求
こうしたテーマにご関心のある企業・研究機関の方は、ぜひご連絡ください。
blueqatでは、共同研究・設計検討の場を提供し、今後の実装や応用展開も視野に入れた活動を進めていきます。
📩 お問い合わせ・ご相談は blueqat公式お問い合わせフォーム よりお願いします。