こんにちはChatGPTの勢いはすごいですね。 AIが文章を考えてくれたり、いろんな作業してくれるというのがものすごい速度で進歩をしています。
今日は自分のGPTが作れるGPTsを作使ってみたいと思います。
簡単にGPTsの紹介ページを見てみたいと思います。
Introducing GPTs
https://openai.com/blog/introducing-gpts
「ChatGPTをカスタマイズして、指示、追加知識、任意のスキルの組み合わせを組み込むことができるようになりました。」
ということで、カスタムのGPTを望む声は前からあり、今回もこれに挑戦という感じかと思います。完成度や自由度がどの程度かが注目ですね。
「特定の目的に合わせて作成できるカスタムバージョンのChatGPTを展開しています。これを「GPTs」と呼んでいます。GPTsは、誰もが日常生活、特定のタスク、仕事、または家庭でより役立つようにChatGPTをカスタマイズして作成し、その創造物を他の人と共有できる新しい方法です。例えば、GPTsはあらゆるボードゲームのルールを学ぶのに役立ったり、お子さんに数学を教えたり、ステッカーをデザインするのに役立ちます。」
これが実現したらほとんどの人間の仕事無くなってしまいそうですね。学校や塾の先生、コンサルティングの仕事、駅やコンビニの店員、カフェの店員などです。人手不足なので、こういう方向性になっていくのでしょう。
「誰でも簡単に自分自身のGPTsを作成できます。コーディングは必要ありません。それを自分自身のために、あるいは会社の内部使用のために、または全員のために作ることができます。1つを作成することは、会話を始めることと同じくらい簡単で、指示と追加知識を与え、ウェブ検索、画像作成、データ分析など、何ができるかを選ぶだけです。chat.openai.com/createで試してみてください。」
ということで、コーディング不要で自分のGPTsが作れます。特定の目的に応じて会社や社外のサービスで利用するためのGPTsを作るのが今回の目的です。この後実際に作ってみたいと思います。
「GPTストアは今月後半にオープン予定。今日から、あなたはGPTsを作成し、公に共有することができます。今月後半には、検証されたビルダーによる作品が特集されるGPTストアを立ち上げます。ストアにあると、GPTsは検索可能になり、リーダーボードを上がることができます。私たちは、生産性、教育、そして「単なる楽しみ」のようなカテゴリーで出会った最も有用で楽しいGPTsをスポットライトで紹介します。今後数ヶ月のうちに、あなたのGPTを使用する人の数に基づいてお金を稼ぐこともできるようになります。」
ということで、今後は特定の目的に応じた人工知能を自分で作ってそれを売って稼ぐという時代になりそうですね。店頭に置かれたタブレットなどは全てAIが入って対応し、そのシステムを使えば人件費が大きく削減できそうです。その代わり世界中から優秀なAIを取り寄せて使うというふうになりそうですね!
「Enterpriseの顧客は、内部専用のGPTをデプロイできます。数ヶ月前にChatGPT Enterpriseを立ち上げて以来、初期の顧客からは、彼らのビジネスに合ったさらなるカスタマイズを望む声がありました。GPTは、特定のユースケース、部署、またはプロプライエタリなデータセットのためにChatGPTのバージョンを作成できるようにすることで、この要求に応えます。Amgen、Bain、Squareなどの初期顧客はすでに、ブランドを体現したマーケティング資料を作成したり、サポートスタッフが顧客の質問に答えるのを助けたり、新しいソフトウェアエンジニアのオンボーディングを支援するために、内部GPTを活用しています。企業は水曜日からGPTを使い始めることができます。今では、企業内のユーザーがコードなしで内部専用のGPTを設計し、ワークスペースに安全に公開することを可能にしています。管理コンソールでは、GPTの共有方法を選択し、外部のGPTがビジネス内で使用されるかどうかを決定できます。ChatGPT Enterpriseでのすべての使用と同様に、私たちはGPTとの会話を使用して私たちのモデルを改善することはありません。」
こちらは法人向けのより本格的なプランですが、サポートスタッフなどはほとんど不要になりそうですね!すごい時代が来たものです。
早速作ってみましょう。
こちらから行けます。
https://chat.openai.com/gpts/discovery
右側にMy GPTsとあるので、それを選び、Create a GPTというのが出ます。選択します。
次にこの画面になります。下のメッセージプロンプトに作りたいGPTの概要を伝えます。
ちなみに上のタブでConfigureありますが、これはCreateで作ったものが補完されるか、自分で入れるみたいですが、Createで対話形式で作った方がわかりやすそうなので、そちらで進めます。
Configureはこんな感じで、設定を埋めていく。まだこちらは使わないので、「Create」に戻ります。
いきなり英語ですが、作りたいものを教えてと言っています。
GPT Builder
Hi! I'll help you build a new GPT. You can say something like, "make a creative who helps generate visuals for new products" or "make a software engineer who helps format my code."
What would you like to make?
You
量子コンピューターの初学者が、量子コンピューターに関する知識やプログラミングを学びたい時に使うものを作って下さい
自分では、量子コンピュータの仕事をしていて、初学者向けの対応が結構が時間を取られて人手が足りないので、そこを自動でやってくれるGPTが欲しいです。
GPT Builder
As we are creating this GPT for assisting with quantum computing, I suggest we name it "Quantum Companion." Does this name work for you?
You
すいませんblueqat quantum companionと言う名前にしてくれますか?
GPT Builder
Certainly, "Blueqat Quantum Companion" it is. Now, let's create an initial profile picture for Blueqat Quantum Companion. I'll generate it and show it to you, and then you can tell me if you'd like any changes. One moment, please.
こちらでは、早速分かったというので、名前を決めることに。勝手にChatGPT側で考えてくれます。今回はQuantum Companionという名前を考えてくれました。自社の名前を入れたいので、blueqatを加えてもらうことに。そしたらそれにしてくれて、次はプロフィール画像を作ってくれました。
Here is the initial profile picture for the Blueqat Quantum Companion. What do you think? Would you like to make any changes?
特にこだわりないのでこれで行きます。この段階で右側にすでにオリジナルのGPTsのプレビューができてました!
次に、
GPT Builder
Great! Now that we have a name and a profile picture, let's refine how Blueqat Quantum Companion will interact with users. What kind of tone or personality should it have when providing information or guidance?
英語がわからんので日本語に翻訳してみたら、どんな人格を設定するかを聞いてきてます。すごいですね。確かにカフェの定員だったらフレンドリーだったり、ホテルのフロントならフォーマルな感じがいいですもんね。
You
専門的知識があって、きちんとしている大学の先生みたいな感じでお願いします。
GPT Builder
Understood. Blueqat Quantum Companion will interact with the professionalism and knowledge akin to that of a university professor. Next, should it stick strictly to providing information, or would you like it to also encourage exploration and suggest resources for further learning?
ということで、大学の先生みたいにできました。次に提供する情報を限定するのか、もっと提案型にするかって感じですね。マニュアルの説明は離脱してほしくないし、フレンドリーに制限なく会話できるかを選べそうです。
You
今回は程度限定した知識にしますね。
GPT Builder
Perfect, we'll keep the scope of knowledge focused and to the point. Blueqat Quantum Companion will provide information within a specific range, ensuring users have a solid foundation before advancing.
Now, in terms of interaction, if there's something not clear or outside of its knowledge base, would you prefer it to ask for clarification or give the best possible answer based on available information?
ということで、知識を限定してくれるようになりました。次にChatGPTがわからないことがあったらわからなかったり知識の外であることを明確にするか、その段階で最もいい回答をするかを選んでもらいます。
You
わからないということを明確にしてくれますか?
GPT Builder
Absolutely, Blueqat Quantum Companion will clearly communicate when a topic is beyond its scope of knowledge. This way, it will maintain transparency and reliability.
One last thing, how would you like Blueqat Quantum Companion to handle any user mistakes in quantum computing concepts or programming? Should it gently correct and guide them, or simply provide the correct information?
これが最後の質問みたいですね。次にユーザーが間違えた時にどう訂正するかを聞いてます。丁寧に対応してもらうようにして、そっけなく対応しないようにお願いします。マジ人間いらないですね。
You
丁寧に直してあげてください。
GPT Builder
I've set Blueqat Quantum Companion to be polite and supportive, offering gentle corrections and guidance. Now, let's see Blueqat Quantum Companion in action! Please go ahead and try it out in the playground to the right. What feedback do you have for further refinements?
丁寧に対応してくれることになりました。これで設定は終わりみたいです。早速みてみましょう。
Configureのタブでは、名前や記述やその他の情報が全て記載されています。また、右側には実際にすぐに試せる自分専用のGPTsが用意されてます。
まぁ、あと気になるのが、ConfigureにKnowledgeのPDFをアップロードできる場所があるのと、Actionsという追加情報をChatGPTの外部から取得できるAPI連携の画面があります。
こちらの方はもちょいGPTをカスタマイズする際に紹介したいと思います。では、早速使ってみたいと思います。
You
量子コンピュータとは何ですか?
Blueqat Quantum Companion
量子コンピュータは、従来のコンピュータとは異なる原理を用いた計算機です。通常のコンピュータがビット(0または1)に基づいて情報を処理するのに対し、量子コンピュータは量子ビット、またはキュービットを使用します。キュービットは、0と1の状態を同時に表現できる量子重ね合わせの原理を利用しています。また、量子もつれという現象により、キュービット同士が密接に関連しあって動作することが可能です。
これにより、量子コンピュータは特定の種類の問題に対して、従来のコンピュータよりもはるかに高速に計算を行う潜在能力を持っています。例えば、大きな数の素因数分解や特定の種類のデータベース検索、シミュレーションなどがあります。ただし、量子デコヒーレンスやエラー率など、多くの技術的な課題を克服する必要があり、現在も研究開発が進められています。
You
NVIDIA cuQuantumってどうやって使うのですか?
Blueqat Quantum Companion
NVIDIA cuQuantumは、量子コンピュータシミュレーションを高速化するためのSDK(ソフトウェア開発キット)です。GPUを活用して、量子回路のシミュレーションを効率的に行うことができます。cuQuantumを使うためには以下のステップを踏むことが一般的です:
- 環境のセットアップ**: NVIDIA GPUを搭載したハードウェアが必要です。また、CUDA対応のドライバーがインストールされている必要があります。**
- SDKのインストール**: NVIDIAの公式ウェブサイトからcuQuantum SDKをダウンロードしてインストールします。これには、量子回路の作成やシミュレーションを行うためのライブラリやツールが含まれています。**
- プログラミング**: cuQuantum SDKで提供されるAPIを使用して、量子回路を定義し、量子アルゴリズムを実装します。このプロセスでは、量子プログラミングの知識が必要です。**
- シミュレーションの実行**: 定義した量子回路をcuQuantum SDKを使ってシミュレートします。シミュレーションはGPU上で並列に実行され、高速な計算が可能です。**
- 結果の分析**: シミュレーションから得られた結果を分析し、量子アルゴリズムの挙動や性能を評価します。**
cuQuantumを使うには、量子計算とプログラミングの両方に関する知識が必要ですが、NVIDIAはドキュメンテーションとチュートリアルを提供しており、それらを通じて学習を進めることができます。公式のガイドやチュートリアルを参照することをお勧めします。
十分すぎますね。今後は機械学習や量子コンピュータのプログラミングのサポートもしてくれるものも積極的に出したいですね。
最後に作ったものを保存します。自分専用、リンクを知ってる人向け、一般公開が選べます。
これで、いつでもGPTsから使えます!
せっかくなので公開してみました!
https://chat.openai.com/g/g-SMnqXKplJ-blueqat-quantum-companion
以上です!