こんにちは、とても面白いニュースがでました。
世界では今イオントラップ型の量子コンピュータがハードウェアの話題をさらっています。イオントラップ方式の量子コンピュータはエラーが少なく、結合が多いというメリットで広く使われ始めていますが、その技術の参入障壁の高さからプレイヤーは多くありません。現状では、
IonQ
Honeywell
AQT
の三社に限定されますが、IonQはNY証券取引所に上場、ハネウェルや英国最大の量子ベンチャーのCQCと統合とニュースが続きましたが、ここにきてアルパインクオンタムテクノロジーから新しいニュースが出ました。
それが、
19インチのサーバーラック搭載量子コンピュータ
です。24量子ビットの常温動作のマシンということでかなり産業化が進みそうです。日本はムーンショットではやっていますが、産業化のイオントラップは本格運用はされていませんので参入は厳しそうですので、その後のシリコン型に期待をしたほうがいいです。
超伝導はIBMが先行して大型化を中心に進めるという方針を発表しています。超伝導は大型化、極低温技術、研究中心のロードマップになりそうです。一方イオントラップはIonQも2023年にはサーバーラックタイプをリリースするということなんで、産業化が進みそうです。
元のリリースはこちらです。写真はリンク先からみれます。期待が持てますね!以上です!
https://www.uibk.ac.at/newsroom/compact-quantum-computers-for-server-centers.html.en