こんにちは、RAGに関するアイデアソンを開催しました。
RAGとは、知らない知識を知ったかぶりしたり間違えたりしてしまうLLMの知識を外部から補完してあげながら実行する仕組みです。
https://blueqat.com/yuichiro_minato2/ba5fe25d-429a-49cd-889c-cc783e7bd18e
今回、このRAGを使って実現できそうなアイデアを競うアイデアソンを開催しました。ハッカソンと違うのはアイデアに留めることで、アイデアを深掘りするという点です。もちろんハッカソンも面白いのですが、より技術によっていくのがハッカソンでアイデアを広げるところとアイデアを絞っていくところの違いがアイデアソンとハッカソンではないでしょうか。
今回は、ほぼ時間通りの進行となりましたが、運営も緊張しましたがなんとかなりました。
参加人数は19名となりました。
13:00 開場
13:30 開始の挨拶と諸注意(RAGや当日の進行についての説明)
13:45 RAGを使ったアイデアを考える時間(一人1-2のアイデア)
14:15 各自個人発表、その後投票と休憩(一人1分固定)
15:00 チーム分け&チームごとにRAGのアイデアを練る(投票で上位6のアイデアにチームわけ)
15:30 各チーム発表(一チーム標準2分、最大3分のプレゼン時間)
16:00 投票と受賞者の発表(投票によって発表)
まずはRAGについての簡単な説明や当日の進行を実行。結構RAGについて詳しい人も多かったです。
アイデアは各個人で最大2つまで考えてもらい、発表は一人1分でした。かなり時間はきついので、簡単にまとめるのがポイントでした。
口頭での発表やスライドを使う人が多かったです。
結構この段階で面白いアイデアが出るもんだなと感じました。そして、投票。
多数決さんというシステムを使って投票を実行しました。一人2票ずつ入れられます。自分のに入れてもOKです。
最初は思い出RAGが一位でした。
次にチームごとに分かれて、この6種類のアイデアを深掘りしてもらいました。チーム分けは自分が所属したいチームに入ってもらいました。人数が多い方が逆に不利疑惑もありましたが、かなり白熱して議論して深掘りしてもらいました。アイデアに対して他の人の知見がうまく組み合わさっていくことによってアイデアを出した人以上のクオリティになっていくのがすごかったです。
こんな感じで、会議室ごとに分かれて議論してもらいました。白熱していましたね。
最終結果は、
なんとダントツで国家予算最適化でした。チームとしてアイデアを出した本人以外に、まさかのその辺りの経験者が組み合わさり奇跡のコラボレーションとして資料が出来上がりました。最終的には個人での発表の時よりも中身が具体的でわかりやすかったかなと、今回のアイデアソンのいいところが凝縮したプレゼンでした。(個人的には思い出を貯めるRAGを気に入ってて、これはなんとか作れないかなとか思ってます。)
メニュー相談やその他の全部のプレゼンも含めて全部クオリティが高くて面白かったです。
反省点は、やはり時間がかなりきつかったのと、gatherを使って実際に移動してもらったりするのに、人口密度が高くなったり、列ができて待機列がすごいことになったりとしていてインテリアを改善しないとと思いました。また、プレゼンのホワイトボードも用意しましたが、使いづらかったので、ちょっと今後は気をつけたいですね。
結構玄人が多い印象でしたので、やっぱりなんかRAGを知らない人でも参加しやすい土壌が欲しいなとも思いました。よく考えたらRAGアイデアソンだと応募しづらいですね。
全体的には盛り上がり、お土産も持って帰ってもらいましたので、次回も開催したいと思います。以上です。