毎月ぎりぎりで生活して、新しいことを学びたくても学ぶ時間も取れない、体調も心配などフリーランスは不安定だし大変ですよね。最近は若い人から株式や財務面についての相談が結構あり、みんな実践してうまく行っているようなので共有します。結構当たり前の内容ですが、これを実行するのが難しい。ITを中心に紹介します。twitterでこのような記事に需要がありそうでしたので、書いてみます。
自分の経験:ウェブデザイン、システム開発など
主な事業:受託開発
1,出費を抑える
これが当たり前ですが、結構難しい。どうしても気持ちが焦るし、苦労してるとお金使って気晴らしもしたくなる。結論としては個人的な気晴らしにはお金を多少使うのはいいですが、仕事に関しては徹底的に費用対効果を考える必要があります。
機材を抑える。パソコンは最低限(僕は2万円のクロームブックを使ってました)。パソコンはピンチの時にはハイスペックが必須なのですが、なるべくコストを抑えるという点でバランスが重要です。初期のころはコストを抑えるためにパーツを安く買ったりもらったりして組み立ててました。
家賃を抑える。住所がよいほうがよさそうに感じますが、家がいいでしょう。節約します。
交通費を抑える。自転車か徒歩にします。かといって自転車で事故るのが嫌なので独立して以降は自転車に基本的に乗ってません。
医療費を抑える。体調崩すと病院送りになって時間は取られ、お金もかかります。絶対に体調は管理することが必須です。
2,割のいい仕事を探す
基本的にはITの仕事は割がいい仕事を探したほうがいいです。同じウェブでもフレームワークを最新にしたり、いろいろ工夫する必要が。例えば今ならまだ機械学習関連は割がいいです。
3,受託でお金を貯める
サービスで一山当てるのはかなり厳しいです。期待値を高くとるには、受託が手っ取り早いです。僕の知ってる人は結構受託で最初稼いでその後サービス展開し、軌道に乗ってます。
4,無料で宣伝する
広告にお金をかけてはいけません。プロジェクトを取るのにお金をかけてはいけません。基本的には最初は知り合い経由で仕事を受注するのがいいです。メールで知り合いをたどってITの受託をしているので仕事をくださいなどと頼むのがいいと思います。
5,紹介で仕事をもらう
いい仕事をすれば次につなげてくれます。基本的には紹介をたどって少しずつ仕事が増えるようなサイクルをしたほうがよくて、知らない人からいきなり仕事をもらうとか、そういうのは極力避けたほうが無難です。
6,すごく割のいい仕事なんてない
すごく割のいい仕事は基本的に最初はありません。ですのであきらめて淡々とこなしていく必要があります。そのうちチャンスが来ます。
7,いうことは聞く、でも交渉する
プロジェクトの進捗をきちんと管理することによって効率的に稼ぐことができますが、これが一番難しい。相手の要求はなるべく実現してあげる一方で、システム上で不具合の原因や非効率が目に見えているときは交渉と提案を相手のために行ってあげるのが重要です。「技術的には可能です」は一番言ってはいけないことです。相手も素人のことが多いのでシステムのことはわかりませんのできちんと提案が重要です。この提案をする姿勢や提案しても許される雰囲気を作るのが成功への秘訣ですがなかなか難しいと思います。
8,プロトタイプはすぐ作る
最初に動くプロトタイプを用意して交渉や打ち合わせに臨むのは重要です。相手もイメージがわきますし、それですぐに行こうという決断を促し、受注増につながります。プロトタイプは一番シンプルで軽量に動く技術を使うのがいいです。
9,むずかしいことはしない
技術を見るのではなく動作を保証するのが重要になるのでシステムなどでは難しいことは極力避けるのが無難で、結局進んでいくと最後は難しい解決をせざるを得ない場面が多数出ますので、それまでは極力簡単な方法で実装します。
10,こまめに財務をつける
財務をつける会社の現状が分かります。最重要なのはバランスシートです。借金をせず、無理をせずに、欲を出さないで淡々と処理するのが重要です。財務は税理士に最初は頼まず、自分でつけることをおすすめします。銀行口座の入出金をきちんとつけるだけでも大丈夫です。
11,キャッシュフローを重視
フリーランスは常にトラブルとの戦いで予定を立てても難も実現されません。月間の損益があってても経営がうまく行かないことは多いです。フリーキャッシュフローを最優先します。手元に現金があればなんでもできます。
その他いろいろありますが、少しずつ書いていきます。
その2書きました。
https://blueqat.com/yuichiro_minato2/69b49a6a-b903-484a-835f-cb30951785f7